CAT EYEの人気のリアライト「TIGHT」(高い防水性と耐震性を誇る)と「OMNI3 AUTO」(明るさと振動の検知による自動発光とランタイムの長さを誇る)。発光状態の両者は夜、実際にどのように見えるのか。撮影条件をなるべく揃えて、写真に撮って比べてみました。
真後ろから強いTIGHT
まず最重要と思われる真後ろから見た場合。LEDが5つ並ぶTIGHT(左)はやはりインパクトがあり、どちらが目立つかと聞かれたら、直感的にはTIGHTに軍配が上がるのではないでしょうか。しかし筺体全体の赤色に浮かび上っている面積を比べた場合、OMNI 3 AUTOのほうが勝っているような気もします。とはいえドライバーからするとTIGHTのほうが目立ちそうです。
電池の影が見えるTIGHT
今度は少し斜め後方から見てみましょう。興味深いのは、このあたりからTIGHTは電池の影が強くなってくるんですね。しかし5 LEDの絶対的なパワーでそのネガを克服しようとしており、結果的にOMNI 3 AUTOにここでも勝っている感じですね。でも、これは良い勝負に見えますね。
真横近くではOMNI3 AUTOが優れる
最後に真横に近い(ほんの少し前方から)角度から眺めてみます。OMNI3 AUTOは「OMNI directional(オムニ・ディレクショナル=全方向)テクノロジー」と言うだけあって、横からの見え方がすごく良いですね。TIGHTは真横に近くなるほど電池の影が濃くなっていくようです。真横対決ではOMNI3 AUTOの勝ち、と判定して差し支えないでしょう。
OMNI3 AUTOのこの横方向からの視認性の良さが自動車のドライバーに「ものすごく」アピールするかどうかはわかりませんが、ちょっとはプラスに働くのは間違いないでしょう。
TIGHTは「強く」光る。OMNI3 AUTOは「広く」光る。一言で言うとそんな特性の違いがあると言えるでしょうか。
OMNI3 AUTOの兄弟モデルである「OMNI5」だと人気のAUTOタイプではなくなりますが、5 LEDですからTIGHTなみの「強さ」も兼ね備えていたりして。入手することがあったらまた比較してみたいと思います(追記:その後、比較しました)。