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ブレーキ

SHIMANO ULTEGRA BR-6800を眺めまわす

PBKの「さよならシマノセール」でULTEGRA BR-6800前後ブレーキをゲットしました。なんと各¥3,862。本記事執筆時点では¥3,757とさらに値下がりしていますが、国内価格ペアで12,500円前後のところを7,724円と5,000円近く安く買えたので十分満足です。この記事ではそんなBR-6800のお姿を眺めまわしていきます。

その前にひとつ気になった点。今回の荷物もJersey Postというキャリアが送ってきましたが、配達不能時の返却先はスペインのFRANQUEO PAGADOとなっています。もう何が何だかわかりませんw とにかく配送コスト削減のためにいろんなワザが駆使されているものと思われます(ちなみにダンボールはMyProteinロゴでした)。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

海外通販でシマノのパーツが安かったのは完成車メーカーからOEM用部品で余ったものを買い付けていたからだ、という噂もありましたが、真相はさておき、普通の小売用と思われる箱入りで届きました。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

ではご対面。こんにちは〜! 日本で生まれ、英国へ渡り、そしてまた日本へ… 無駄な運送コストが発生しているはずなのに日本で買うより安いという謎。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

じゃじゃん! ちゃんとフロント用のナットも各種サイズが入っています。って、こういう「開封の儀」はいまならYouTubeでやるのが自然なのかw まぁご容赦下さい。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

さて、このBR-6800は一世代前のULTEGRAブレーキになります。アルテは2017年夏頃にR8000系へとモデルチェンジしました。私のカーボンロードに付いているブレーキもBR-R8000です。何故最新の製品を買わなかったのか。もちろん特価だったからというのもありますが、デザインがかなり違うんですよ。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

このBR-6800は曲線が多い。そして小さい。だからスチールのクロモリとか細身のロードなんかにはとてもよく似合います。現行のBR-R8000もカッコいいし、カーボンロードならそっちのほうが似合う。でも細めのフレームはこれのほうが雰囲気が出る。と思って買ったのでした。すぐに手に入らなくなりますしね。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

横から見た姿もきれいです。この写真は今回の記事中のベストショットかな。APS-CカメラでF8まで絞りました。背景が汚れてたのがちょっと残念…

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

現代的なメカメカしさとクラシックな丸みが良い感じに同居している印象を受けます。BR-R8000はメカ成分が増量されます。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

体重測定。前後ともそれぞれ、ちょうど171gでした。ペアで342g。シマノの公称重量は335g。ん、公称より7g重いぞ。というわけでナットとスペーサーを外して再測定してみると…ワオ、335gぴったり! すごいなシマノ。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

ちなみに最新型のBR-R8000の公称重量はペアで360g。マッシブでボリュームのあるデザインになったので当然ですが、旧型のBR-6800のほうが25g軽量なわけです。こんなふうに旧型のほうが良いこともシマノにはよくあります。

シマノのセールは海外通販各社、今月1月1日をもって終了、と宣言していたところが多いのですが、一部ショップでは一定の在庫が掃けるまでは売りつくしセールを続けているようです。このブレーキ、いつまで買えるかな? 気になった方はチェックしてみてください。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800 BRAKE CALIPER (PBK)

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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