油圧ディスクブレーキで峠を下ったらメッチャラクだった

グラベルロードでTRP Hylex RSという油圧ディスクブレーキを使っています。変速なしのブレーキレバーです。グラベルを組む時はフロントシングル・油圧ディスク、と決めていたのでこの製品に至りました。TRPはテクトロ社によるハイエンドブランド(Tektro Racing Productsから頭文字を取っている)。

TRP Hylex RSで峠道を下る

このブレーキで本格的な峠を下ってみたのですが、

うっはww メッチャラクwww

キャリパーブレーキのロードだと上ハンを持った状態で軽くブレーキング→そのうち手が疲れてきて下ハンに持ち替えて下からブレーキング→何kmも下っていると姿勢が疲れてくるのでまた上ハンに→手が疲れる→下ハン、というループなのですが、油圧ディスクだとずっと上ハン側からのブレーキングだけで14kmほど下れました。

上ハン側からのブレーキングだけで下れただけでなく、手がほとんど疲れていません。あらためて感動しました。

少ない入力で同じ制動力を得る

油圧ディスクブレーキは「制動力が大きい」と言われることがありますが、よく言われるように制動力そのものはタイヤと路面の摩擦係数によって決定されるはずなのでキャリパーブレーキもディスクブレーキも機構自体が制動力を高めることはないでしょう。

ただ「同じ制動力を得るために必要な入力」はやはり油圧ディスクブレーキは絶対的に少ない。適切なたとえかどうかわかりませんが、固く締まったボルトをゆるめる時に小さいレンチでは力が要るけれど長いレンチならテコの原理が効いてラクにゆるめられる、というあの感じに似ています。

下りでほっとけば常時時速60km/h以上出てしまうような長い峠道を走る時は、こんなにいいものはないな、と痛感しました。

ヒルクライムの下りが苦手な人にはおすすめしたい

ただ平地でのサイクリングロードや町中でのポタリングでこれが要るかといえば、個人的にはオーバースペック。あって困ることはないにしても、なくても困らない。緊急時に急制動する時は便利だと思いますが、それはキャリパーブレーキでも十分。

ヒルクライムでの登りの場合もリムブレーキのほうがハンドリングが軽快で良いと思いますが、ディスクブレーキでの下りはやはり最高でした。ヒルクラは好きだけど下りは怖くてやだよー、手が疲れる、という方には是非試してもらいたいと思いました。

これを買ったのは上のEvans Cyclesでしたが、ひとつ注意点。商品説明欄には左前(左レバーがフロントを制動)と書いてありますが、実際に届いたのは右前でした。他にもそういう人がいたので誤植だと思います。

ディスクブレーキの場合、右前だからといってホースラインが不自然になるわけでもなくワイヤが入っているわけではないので効きが変わることはないですが、念のため。

ブリードもホースカットも簡単でした。ディスクロードを自分で組んでみようかな、でもディスクブレーキよくわからないしな、という方は下のページに関連記事をまとめてあるのでよろしければお読みください。

当サイトにはディスクブレーキの規格やメンテナンス、運用Tipsに関する記事が複数あります。ディスクブレーキ関連について調べる時にまと...
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