カメラ関連

フィッシュアイレンズで広大な風景を表現してみる

走り慣れたいつものサイクリングロード。どんな広角レンズでもなかなかその広さ感が伝わるような写真を撮れないのですが、先日ちょっと変わったレンズで撮ってみたらおもしろい写真が撮れました。

荒川サイクリングロード

写真はどれも東京〜埼玉の荒川緊急河川敷道路(通称荒川サイクリングロード)で撮影。

荒川サイクリングロード

使用したレンズはオリンパスの「フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980」というもの。これは本格的なレンズではなく、写真も撮れるレンズキャップ、というアクセサリーです。お値段なんと8,500円くらい(笑)。

荒川サイクリングロード

焦点距離9mm(35mm換算18mm)。絞りはF8固定の単焦点レンズで、フォーカスは0.2m・パンフォーカス・無限遠の3段階。レバーで操作します。最短撮影距離20cmで近接撮影も可能。ただ、画質(解像感)はそんなに良くはありません。

荒川サイクリングロード

画質はそんなに良くない、と書いたのは、普通の単焦点レンズに比べた場合です。しかし8,500円のアクセサリーとしてはなかなかいけてます。

南砂町

オリンパスのボディーキャップレンズには換算30mmのBCL-1580という製品もあるのですが、それよりもずっと画質は良いです。光線の条件が良ければ真上の1枚のようにわりとキリッとした解像感に仕上がることもあります。

撮影に使用した機体はOLYMPUS OM-D E-M10 III。マイクロフォーサーズのカメラです。レンズ付きでこんなに小さいので心置きなくライドに持っていけます。

OLYMPUS OM-D E-M10 III + Fisheye Bodycap Lens BCL-0980

私は最近ずっとAPS-Cのミラーレスを使っていて、マイクロフォーサーズは持っていないはずなのですが、なぜいまこのカメラが手元にあるのか。記憶がありません。

フィッシュアイレンズは直線の多い人工物や、あとは広々とした風景を撮ると面白い結果になると思います。荒川のような場所は勿論、峠道や林道の中で撮るとすごくおもしろそうです。また写真の楽しみが増えました。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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