TacxがNeo 2後継機のNeo 2Tを発表。磁力強化で「スリップ問題」を解消しより高トルクに対応

Tacxがスマートトレーナー「Neo 2」後継機の「Neo 2T」を発表しました。「Neo 2」の発表から1年も経っておらず、発売からも半年強の時間しか経っていないためやや意外なタイミングでの登場となりました。

公式 Tacx Neo 2T Smart

Neo 2とほぼ同価格。Neo 2はディスコンか

最初に書いておきますが、「Neo 2T」はまもなく発売が開始され、メーカー定価もほぼ「Neo 2」と同じ。米国価格は$1,399で本日のレートで14.9万円。そしてTacx公式サイトから「Neo 2」の姿が消しているところを見ると、「Neo 2」はディスコンになったものと思われます。

ぱっと見たところ、Neo 2TとNeo 2は外観にほとんど違いはありません。ただ右ウィング部に斜めのラインが入っているのでNeo 2との判別はできそうです。

あの「スリップ問題」が解消される

この「Neo 2T」の最大の特徴は負荷を生み出す磁力の強化。より強力なマグネットを採用し磁気トポロジーに工夫を施すことにより、「Neo 2」で報告されていた低速高負荷時・スプリント時の「脚が抜ける・スリップする」減少が解消されているそうです。

その結果より高トルクに対応し、ERGモードでの反応性も改善。静粛性もさらに高まった、とされています。

先述の「スリップ」現象はどうやらソフトウェアレベルでの問題ではなく、解消するにはハードウェアの変更が必要だったものと思われます。DC RAINMAKERのプロトタイプ製品レビューによると、Neo 2Tは外見上Neo 2とほとんど変わらないが、内部機構は相当変わっているとのことです。

このため過去半年以内にNeo 2を購入した海外ユーザーなどの反応を見ると、結構怒っている人が多かったりします…でもTacx NeoもNeo 2も基本的には非常に満足しているユーザーが多いので、あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。こればかりは仕方ありません。

スルーアクスルにネイティブ対応

Neo 2に対するその他の変更点としてはスルーアクスルにネイティブ対応したこと。ただしカセットスプロケットが相変わらず付属しないのがやや残念。

Neo 2が安くなる可能性あり

というわけでNeo 2Tの登場により市場流通在庫のNeo 2の価格下落が予想されます。いまこのタイミングでNeo 2を購入しようとしている方は少し待ったほうが良いかもしれません。

先述の「スリップ」問題はファームウェアのアップデートなどで解決できる問題ではないので、それがどうしても気になるという方は新型のNeo 2Tを、低速・高負荷時のヒルクライムやスプリント時の1秒程度続くとされるその現象は気にならないという方は、値下がりしたNeo 2を購入するのが良さそうです。

ちなみにNeo 2TはファームウェアアップデートによりGarminが提唱する”Cycling Dynamics”規格に対応するそうですが、これについてはNeo 2も対応できるそうです。

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