イタリアのOfficina Battaglin(オフィチーナ・バッタリン)がスチールフレームのPortofino(ポルトフィーノ)の新モデルを発表しています。40周年記念の数量限定モデルで、一見するとスチールに見えない雰囲気に仕上がっています。
公式 Portofino | Officina Battaglin
ケーブルはフル内装・ラグはオーバーサイズ
ケーブルは電動コンポを使う場合、フルインターナル化できます。ヘッドセットはDeda Elementi DCR。画像のステムはDeda Vinciでしょうか。Dシェイプのステアリングカラムはオーバーサイズのテーパード。チューブは極太・肉薄軽量なColumbus HSS(High Speed Steel)。付属のカーボンフォークはイタリア・WR Compositi製。
そしてこのクロームメッキのラグ。オーバーサイズのスチールチューブ用ラグの使用は、Battaglinによると世界初だそうです。確かにあまり見かけません。迫力ありますね。同社のラグのない溶接のPower+ EVOもモダンで魅力的ですが、このPortofinoはよりクラシックな雰囲気です。
フィニッシュはフルクロームにクリア層を重ねるクロモヴェラート塗装が選べます。ジオメトリは伝統的なものですが、細部は勿論テイラーメイド可能。70台の限定生産でシリアルナンバー入りのメタルバッジ付属。ディスクブレーキ仕様以外にリムブレーキ仕様も選べるようですが、これはディスクでケーブルフル内装にしたいかも。
ベース価格は5000ユーロ(本記事時点のレートで約64.8万円)スタート。ジオメトリもカラーもフルカスタムできてこの仕様ならそれほど高くないのかもしれないですね。なんとも贅沢なフレームです。
本気で検討したい方は記事冒頭リンクのバッタリン公式サイトでメールアドレスを登録してみて下さい。