パールイズミが北米でグラベルゲイター(Gravel Gaiter)を発売開始しました。自転車の世界でゲイターと呼ばれる製品は聞き慣れないですが、トレイルランニングなどでは足首回りへの砂や小石、泥などの侵入を防いだり、くるぶしを保護するために使われているものです。
ちなみに「ゲイター」は「ゲートル(脚絆)」と同じ語源です。ゲートルはMTBで使うシンガードに近い機能を持ちますが、このグラベルゲイターは脛の保護ではなく足首回りへの異物侵入にフォーカスしたものです。
公式 Gravel Gaiter | PEARL iZUMi Cycling Gear
トレラン用ゲイターをグラベルライド向きにアレンジ
パールイズミの北米サイトによると、このゲイターはグラベルレースのウェットでマディな状況から生まれたもの。泥や砂がシューズに入るのを防ぎます。トレイルランナーが使用するスクリーゲイターに着想を得て、サイクリング向けに通気性と耐久性を高めたものになっているそうです。
ずれ防止のためのロッキングジッパーがあり、ミッドフット・ストラップはハイキング&バイクの時に邪魔にならないように配置されているとのこと。DWR(=Durable water repellent, 耐久撥水)コーティング加工。
サイズはS/MとL/XLの2つでカラーはブラックのみ、価格は$30。本記事時点で日本のパールイズミ(北米パールイズミとは別法人)のサイトには掲載されていませんが、国内でも欲しい方は結構いるのではないでしょうか。是非発売してほしいですね。
トレイルランニングをしていると、ローカフのシューズだと泥は勿論、確かに小石や小さい枝が足首に入ってきて結構不快な時があります。下は筆者愛用中のトレランシューズ、Salomon XA PRO 3D。ホールド感が良く柔軟性もありますがやはり異物は入ってきます。
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そんなわけで下のようなトレラン用ゲイターが普通に販売されています。サイクリングの世界にもこれが入ってきたのは面白いですね。