新製品ミニ情報です。低価格GPSサイコンで人気のXOSSから新作ライトが出ています。Amazonでの取り扱い開始日は2022/1/19となっているので、わりと最近ですね。基本スペックを観察していきましょう。
XOSS XL-400のスペック
以下、主な仕様のまとめです。
- 発光モード:ハイビーム、ミッドビーム、ロービーム、フラッシュ、SOSの5種
- バッテリー:18650リチウム電池、2200mAh/8.14WH/3.7V、USB充電(タイプ不明)
- 入力:5V-1A
- 充電時間:4時間30分
- ランタイム:最大5時間(モード不明)
- 同梱マウント:ハンドルバーマウント・Goproアダプターとネジ
- 防水性能:生活防水(詳細なし)
- 素材:アルミニウム合金
- 重量:119g
- 長さ:94mm
- 価格(本記事時点):¥2,450
ランタイムはモード毎の情報があると選びやすいですね。最大5時間はフラッシュモードの数値でしょうか。防水性能はIPコードが振られていないため、「雨の中や砂ぼこりのひどい環境にも耐えられる設計」や「大雨が降っても使用続けます。」との説明が見られるものの、あまり自信がないのかもしれません。USBもType Cであればそう記載すると思いますが、果たして。
OLIGHT RN400との比較
XOSS XL-400との良い比較対象として、OLIGHT RN400のスペックを観察してみましょう。
- 発光モード:ハイ・ミドル・ロー・高速点滅・スロー点滅
- 充電時間:2.5h(USB-C)
- ランタイム:ローモードで6.5h、ミドルモードで3.2h、ハイモードで1.7h、スロー点滅で7h、高速点滅で5.5h
- 同梱マウント:ハンドルバーマウント・GoPro対応マウント
- 防水性能:IPX7
- 素材:アルミニウム
- 重量:85g
- 長さ:72 x 31 x 31
- 価格(本記事時点):¥2,995
こうやって見ると、XOSS XL-400は若干値段が安いもののスペックシート上ではOLIGHT RN400に見劣りするところがありますね。RN400は防眩機能もあり、XL-400よりも小型かつ軽量でランタイムも公称値は長い。防水性能もIPX7とキッチリ書いているところは自信が伺えます。自転車用としてはSOSモードのかわりにフラッシュモードが2つあったほうが便利でしょう。
勿論、実際の配光特性を比較してみなければ判断できませんが、スペックだけ見るとRN400のほうに傾いてしまう人のほうが多い気がします。現時点では、XL-400はAmazonを含めユーザーレビューがないので使用感は不明。何らかのアドバンテージがあるのか、気になるところですね。