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Dura-Ace R9200の「サプライズ」を大胆予想 出るのはこれだ!!

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来年2020年の登場が予想・期待されているShimano Dura-Ace R9200シリーズ。下の記事でもお伝えしましたが、「マイクロスプラインハブで12スピード」だけでは話題性に欠けると言われており、一部では「シマノは何か『隠し玉』を用意している」と囁かれています。

Shimano Dura-Ace R9200の予想スペック。果たしてビッグ・サプライズはあるか
来年2020年の発表が予想されているシマノ・デュラエースの最新モデル。型番はまずR9200になるだろうと言われていますが、果たしてどのような進化を遂げているのか。どんな新機能が搭載されるのか。Bikeradarが下の記事で予想と願望を語って...

ではいったいその「隠し玉」、びっくり仰天のサプライズは何なのか…

頭を捻って考えてみました。

Di2 SL-R9200 ワイヤレス・ダウンチューブシフター

これが出たら相当な驚きでしょう。まさかのWレバー復活です。しかしピュア・レーシングコンポであるデュラエースには、いまさら機械式Wレバーをラインナップするなどという後ろ向きな振る舞いは許されません。そこで電動です。ワイヤレスです。

Di2 SL-R9200 ワイヤレス・ダウンチューブシフター

Shimano SL-R9200

このDi2 SL-R9200には「仮想インデックスモード」と「フリクションモード」が備わります。「仮想インデックスモード」とは、レバーの動き自体はインデックス化されていないものの、レバー移動量に応じてリアディレイラーも移動し、なおかつ「コグとコグのあいだにチェーンは落ちない」という新テクノロジーが搭載されています。レバー移動量は光学センサーで読み取ります。

あらかじめスマホアプリで設定したカセットの枚数に応じ、フリクション的な操作でありながら間違いのない変速が可能です。嬉しいことに下位互換性も保たれており、アプリでは12/11/10/9/8/7といったカセット構成を選択できます。カンパニョーロのカセットに対応するかどうかは不明。

また「フリクションモード」ではリアディレイラーの動きがレバーのそれと完全にシンクロすることで、Wレバー特有の「上級者でなければ狙いのコグにチェーンを落とせない」あの懐かしいフィールを再現。これにより電動コンポDi2に抵抗のあるスチールバイク愛好家も取り込もうという作戦です。

なおレバーの動きの固さは旧来製品同様、外側のリングの回し加減で調整できます。

ディレイラーとの通信はBluetooth LEで行い、従来ラチェットが内蔵されていたスペースにCR2032を格納。1日2時間の使用で約3年はバッテリー交換が不用な省エネ設計。通信ステータスを示すLEDはバッテリー残量低下時に赤色でお知らせ。

2x用の左右ペア、1x用に右レバー単体のみでも購入可能。

関連記事:シマノ11スピードをWレバーで引くための4つの方法

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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