リムブレーキを救いたい謎の活動家の話

発端はイギリス自転車連盟によるこの決定だったようです。

British Cycling has announced that the use of disc brakes will be allowed in all levels of domestic competition in road and closed circuit races from 1 January 2018.

2018年1月1日以降、国内のロード及びクローズド・サーキットの全レースにおいて、ディスクブレーキの使用を認可する。と、イギリス自転車連盟が発表した。

と、Instagramにてsavetherimbrakeという謎アカウントが投稿しました。

このsavetherimbrakeというアカウントは、次にこんなステッカーを制作します。SAVE THE RIM BRAKE – 「リムブレーキを救え」。これをEtsyで販売します。

その後ほどなくして、Global Cycling Networkに一通の封書が匿名で届けられました。中には”SAVE THE RIM BRAKE”のステッカーが封入されていました。

イギリスの自転車系大メディア、Bike Radarにもこのステッカーが送りつけられました。

Bike Radarのライバルメディア、road.ccにもこのステッカーが送られてきました。

私達が次に買うべきバイクは何か。ディスクブレーキの新車なのか。それともリムブレーキの新車なのか。savetherimbrakeはミームを通じて問いかけます。

savetherimbrakeは定期的にリムブレーキの魅力についてインスタに投稿しています。Mafac Racer、いいよな? という感じです。

Paulのリムブレーキ、最高だろ? という投稿です。

そのうち日本でもこのステッカーを見かけることになるのでしょうか!?

このsavetherimbrakeという人物が何者なのかは、明らかになっていません。オーストラリアのシドニー在住の誰かではないか、という説がありますが、いずれにしてもリムブレーキの衰退を憂いている「リムブレーキ原理主義者」であることは間違いないでしょう。おもしろい活動ですねw

同じノリで「23Cタイヤを救え」とか「機械式変速を救え」などが出てきたりして。

おまけ:あなたの次の新車はどちら?

これをお読みのあなたは、リムブレーキのバイクのことをどう思われますか。次にスポーツタイプのバイクを買うとしたら、リムでしょうか、それともディスクでしょうか? アンケートを実施中なのでよろしければポチッとお願いします。

リムブレーキは輪行がラク

私は現在、リムブレーキのバイクを3台所有しています。1つはエアロロードバイク。1つは街乗り用シングルスピードバイク。もう1つは、ブロンプトンです。

リムブレーキバイクでいいなと思うところは、輪行がとにかくラクなところです。ホイールの脱着が簡単で、フレームと束ねる時もローターが当たったりしないかと気を使う必要がないのが良いです。ローターにカバーをかぶせたり、パッドスペーサーを入れる手間も省略できます。そしてコンパクトにできます。

SHIMANO ULTEGRA BR-6800

重量的にも少し軽くなるので、「今日は舗装路だけのヒルクライムに行こう!」と思った時は、リムブレーキの自転車になります。

だがしかし。ヒルクライムの下りではやっぱりディスクブレーキのほうがラクなので、「しまった、ディスクロードで来たほうが良かったかも…」と思うこともしばしばです。

制動力以外の点でも、リムブレーキのバイクはクイックリリース式なので、ホイールがずれる、という欠点があると言われます。ただ、これは個人的には走行前にきちんとチェックしておけば大きい欠点にはならないと思っています。

取り扱いがラク、という意味では、リムブレーキ、とっても魅力的ですよね。

ホイールが問題に

しかし今後、自分がリムブレーキの自転車を買うかどうかを考えると、少し微妙です。

街乗り用自転車では普通にあると思います。ミニベロやシングルスピードでは十分にありえます。ただ、ロードバイクなら、まずないかな? とも感じています。

理由は単純で、ホイールの使いまわしの問題です。リムブレーキ用の良いホイール、ディスクブレーキ用の良いホイールの両方を揃えておく財力がないので、どちらかに統一していく方向になると思います。

するとディスクブレーキのバイクに移行していくんだろうな、と感じています。

まぁ、本格スポーツバイクでもリムブレーキ仕様はあと3年くらいはなくならないのではないでしょうか。5年後以降はどうか。さすがに5年先になると微妙です。ロードバイク完成車でリムブレーキ版はほとんど用意されていないような気もします。

でも小径車やシングルスピード、トラック系のバイクはその時でもまだリムブレーキが主流なのではないか、という気がしています。

関連記事:

シマノのロード用キャリパーブレーキを観察してみます。2019年2月現在、現行製品はDURA-ACE BR-R9100, ULTEGRA BR...
シマノ BR-R8000 前後セット R55C4シュー IBRR8000A82
シマノ(SHIMANO)
売り上げランキング: 1,940
この記事を書いた人