WahooのスマートトレーナーKICKRが2年ぶりに更新され、2020年モデルが発表されました。モデル名はWahooサイトではKICKR 20となっていますが、バージョン5なので海外ではKICKR V5と呼ばれたりもしています。
公式 Bike Trainers 2020 – KICKR 20 | Wahoo Fitness日本
参考 2020 Wahoo KICKR is announced
KICKR AXIS Feetが追加
上の参考リンク先のRedditには有名ブロガーのGPLamaがスレッドを立てています。それによるとKICKR 2020での主な変更点は以下。
- パワー測定精度は +/-1% に改良(KICKR 18は +/-2% )
- スピンダウンの必要がなくなった(セルフキャリブレーション。勝手に補正してくれる)
- KICKR AXIS Feetが追加:横から横の動きを少しだけ得られる。あまり大きい効果はないが「固いフロアに対してフレンドリー」な仕様である。このAXIS FeetはこれまでのKICKRでも使用可能
- KICKR DIRECT CONNECTポートが追加され将来的に有線での接続オプションが増える
- 価格は据え置きでKICKR 18と同じ
最大の注目点は自然な横揺れが得られる「AXIS Feet」の搭載。左右への可動角は5°。ただし実際に使用したGPLama氏によるとこれはものすごく揺れる機能ではなく、ちょっといい感じに揺れるw 程度のものらしいです。それでもありがたいグレードアップですね。
左右に動いている様子は下の動画で見ることができます。
さらに良いニュースは、このAXIS Feetは単体売りもされるらしくこれまでのKICKR Smartでも使えるそうです。しかしKICKR COREとKICKR SNAPには対応しません。近日発売、国内価格は¥9,299です。
AXIS Feetを使用することによって疲労が軽減され、より長時間のトレーニングが可能になる、とWahoo公式サイトには書かれています。
最大2,200ワットまで対応。DIRECT CONNECTポート(RJ11)は今後オプションアクセサリーが発売され、より安定した通信を求める人には重宝されそうです。
ところでAXIS Feet、グロータックのブルカットと一緒に使えるのだろうか… AXIS Feetのほうが底面が大きいように見えるので微妙かな?