ペダル

LOOKがフラットペダル5製品を発表 GEO CITYとTRAILの2ラインナップ

ビンディングペダルで一時代を築いたフランスのLOOKが何とフラットペダル市場に全面参戦の構えを見せました。シティユース向けのGEO CITYとオフロード向けのTRAILシリーズの2ラインナップ構成です。

公式 GEO CITY GRIP – Look Cycle – Automatic pedals and carbon bikes
公式 TRAIL GRIP – Look Cycle – Automatic pedals and carbon bikes

GEO CITY

GEO CITYラインにはGEO CITY、GEO CITY GRIP、GEO CITY GRIP VISIONの3つのモデルが登場しました。

LOOK GEO CITY

© lookcycle.com

GEO CITYは最もベーシックなタイプでコンポジットボディ・クロモリスピンドル。プラットフォームエリアは110×107 mm。Qファクターは61,5 mm。重量はペア330g。価格は$35.00。

GEO CITY GRIPはVibram製LOOK Activ Gripを採用したモデルで踏み面(パッド)は交換可能。クロモリスピンドル。プラットフォームは107×103 mmとノーマルGEO CITYよりやや小さめ。Qファクターは63mm。重量はペア530g。価格は$70.00。

GEO CITY GRIP VISIONはGEO CITY GRIPのリフレクター部にLEDライトが埋め込まれたモデル。ライトは6〜50ルーメンの4モード発光で充電式。ライトのみ14g、Micro USBでの充電時間は2時間、180°配光、防水性能はIPX 7。重量はペア580g。価格は$140.00。

このGEO CITY GRIP VISIONのライトはペダリング停止後30秒で自動消灯し、ペダリング再開で選択したモードで再点灯するそうです。下は点滅モードでの発光の様子。これはもう自転車通勤にバッチリ。

GEO CITY GRIPはブラック・レッド・ライム・クレイジーカモの4色のパッドから選べます。これらは$45で単品での購入が可能なので着せ替えも楽しめます。

TRAIL

オフロード向けのTRAILにはTRAIL GRIPとTRAIL ROCの2モデルが登場。

LOOK TRAIL GRIP and TRAIL ROC

© lookcycle.com

TRAIL GRIPもVibram社製のActiv Gripラバーを採用。プラットフォーム107×103 mm、Qファクター63mmと土台はGEO CITYと一緒です。ただしプラットフォームの形状がよりグリップするものになっています。グラベルライドなどに良さそうですね。重量はペア530g。価格は$70.00。パッドはGEO CITY GRIP用のものと互換性があります。

TRAIL ROCは完全にMTBペダル。アロイプラットフォームにクロモリスピンドル。Qファクター61,5 mm、プラットフォーム110×110 mm、プロファイル17mm、片側12ピンという仕様。重量はペア430g。価格は$140.00。

GEO CITYシリーズとTRAIL GRIPはエントリー向け製品という感じですが、TRAIL ROCを見るとこれから本格的にMTBフラットペダル市場を開拓していくつもりなのかなと気がします。ウェブサイトも気が付くとかなり充実しているのでLOOK本格再始動、という感じですね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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