シマノがインドアサイクリング専用シューズ「IC1」を発表しました。通気性が非常に良く、様々なペダルシステムに対応し、しかも非常に買いやすい価格設定です。
通気性が良い
インドアサイクリングに特化している製品ですが、その理由は通気性。室内では風が吹かないのでどうしてもシューズが蒸れがちになるということで、まずはアッパーがメッシュになっています。
しかもインソールとアウトソールにもベンチレーションがあり、爪先下の通気孔から入った空気がミッドソールの排気口から出ていく仕組みになっています。
ジェンダーニュートラル・フィット
また「IC1」は「ジェンダーニュートラル」なフィットで、足型が男性用・女性用共通となっています。スリップオン式で履きやすく、メッシュアッパーには柔軟性があり、ベルクロストラップでアーチサポートとボリューム感、横ずれしないような強さに調整できます。
同社によると一般的なサイクリングシューズメーカーは3〜4種類の足型しか使用しないのに対し、シマノの場合は量産品では12種類の足型を使用しており、そのノウハウが生かされているということです。
ところでこのシューズ、本記事時点ではシマノの日本サイトには掲載されてはおらず、かわりに”shimanoindoor.com”というドメインのサイトで紹介されています(ダイレクト通販も扱っておりアメリカ・カナダ向けサイトとなっています)。
「IC1」は次の2つのページで販売されています。これが何故かメンズとウィメンズに分かれているので「あれ?」と思ったのですが…
読むと、女性用がサイズ36〜41。男性用が42〜50。製品外観は全く同じなので、便宜的に小さいサイズを女性用、大きいサイズを男性用として掲載しているようです。
3穴・2穴クリートどちらも対応
「IC1」はロード用3穴(SPD-SL、Look、デルタ等)、2穴(SPD)クリートのどちらにも対応しています。さらに室内での移動が楽になるよう、ヒールパッドが幅広で厚めになっているのも特徴です。
価格は米国定価で$90。日本円でも1万円しないでしょうから、国内販売されたら人気が出そうな気がします。