OAKLEYがスポーツマスクMSK3の国内販売を開始しました。オークリーオンラインストアでは現在売り切れ中ですが、販売価格は税抜き¥8,600となっています。ぱっと見た感じ、ポストアポカリプス(終末世界的)なデザインでインパクト大ですが、果たして機能や性能はどんなものでしょうか。
公式 Oakley MSK3 – Black – AOO0036AC__000001 | Oakley JP Store (Oakley Japan)
N95マスクに近い性能
MSK3はタイプの違うフィルターが2枚付属します。下限0.3ミクロンまでの粒子を95%以上防御可能な使い切りの高性能フィルターと、もう1つはより通気性が高く再利用可能なフィルターです。これらのフィルターはいずれも別売りで追加購入が可能。
コロナウイルスのサイズは0.08~0.16ミクロンと言われていて、0.3ミクロンまでのフィルタリングでは意味がないのではないか? と思われるかもしれませんが、医療用のN95マスクも0.3ミクロン以上の微粒子を95%以上遮断する、という点では同じスペックです。
コロナウイルスのサイズが0.3ミクロン以下であっても、多くの場合は水蒸気などのより大きいものに付着して浮遊・飛散するためN95レベルのマスクでも実用になる、と言われています。
サングラスや眼鏡が曇りにくい
フィルター以外のスペックとしては耳掛けバンドはラバー式で長さ調節可能。ノーズブリッジはアルミニウムバーとシリコンガスケットを組み合わせたもので、フィット感を調整できます。なおサイズは大人用ワンサイズのみです。
またアイウェアチャネル(溝)があることでレンズが曇りにくくなっているそうです。内部空間も広く取られていて呼吸はしやすそうに見えます。
米国定価は$60(本日レートで約6300円)なので、国内価格は正直少し割高な感じはします。なお使い捨てタイプの高性能フィルターは3枚セットで米国定価10ドル、国内定価は税抜1400円となっています。
パールイズミのサイクリングジャージ素材のマスクなどに比べると、性能が圧倒的に高いので高価なのは致し方ないところですが、サイクリングでの使用感がなんとも気になるところ。入手可能になったら筆者も使ってみる予定です。
パールイズミのマスクは大きい飛沫を極力減らすためのエチケット的なものとしては大変優秀なスポーツマスクだと思います。
上のパールイズミMSK-03ベンチレーションマスクについては下の記事でレビューしてあります。宜しければお読み下さい。