コンポーネント

シマノが北米で「GRX Limited」を限定販売へ:ポリッシュ仕上げ・フラットバー仕様も

シマノが「Unbound Gravel 2022」(旧称ダーティ・カンザ)の開催に合わせ、グラベルコンポ・GRXの限定版「GRX Limited」を発表します。

Shimano GRX Limited

© Shimano

6月2〜3日にかけ、アメリカ・カンザス州エンポリアで開かれる”All Things Gravel Expo”にて、このGRX Limitedを搭載した10人のマスター・フレームビルダー(English Cycles, Speedvagen, Mosaic, Low, Firefly, Chumba, Mariposa, Seven, Enigma, Angel)によるハンドメイドバイクが展示される予定です。

公式 Ten Showstopping Hand-Built Bikes at Unbound Gravel To Unveil SHIMANO GRX Limited – Shimano

クラシカルな雰囲気のポリッシュ仕上げ

ベースとなっているのはGRX 800で、1×11 ($1,360)・2×11 ($1,465)・フラットバー用1×11 ($1,015)の3つがラインナップされるそうです。

Shimano GRX Limited

© Shimano

仕様的にはGRX 800と違うところはないようですが(しかしフラットバー用レバーが用意される)、STIレバー、1xクランクセットのクランクアーム、2xクランクセットのクランクアームとアウターチェーンリングがポリッシュ加工されています。ブレーキキャリパーやディレイラーの大部分もシルバーポリッシュですね。

フラットバー用のブリフターについては写真はまだないようです。

パーツ単体販売はなく、フルセットでフレームビルダー及びアフターマーケット・リテイラーでのみ販売されるとのことです。量産完成車に搭載されることはないでしょうし、国内販売もかなり数が限られそうです。なお本記事作成時点ではシマノ米国サイトにニュースリリースが掲載されているのみで、国内サイトには情報がありません。米国向きの限定版かもしれませんね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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