ペダル

MKSのLambda / Gamma / Allwaysはどう違う? それぞれの特徴(海外掲示板での使用感観察)

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MKSのペダル「Lambda(ラムダ)」があまり好きになれない… という投稿を海外掲示板で見かけました。スレ主さんの用途(グラベル)ではややグリップ感に欠ける、という感想のようです。

左からLambda, Gamma, Allways image from amazon

MKS Allways(オールウェイズ)を使ったことのある人はいますか? グラベル路面ではどうでしょう? Lambdaを使っていたのですが、嫌いでした。しかしAllwaysはより良く見えるのでグラベルバイク用に買おうか考え中です。

出典 MKS Allways pedals?

以下、寄せられたコメントから(抄訳)。

  • (Allwaysは)良いですよ、回転は素晴らしいし、Lambdaより少しグリップが多めです。でも私はLambdaのほうが好きですけどね(3いいね)
  • (スレ主さんが上の方に)なぜLambdaのほうが好きなのですか?
  • (回答)プラットフォーム表面がより良いです。最初にインストールした時はかなり滑る(slick)感じだったのですが、何回か回して普通に乗っていたら摩耗で好みになりました。私は足が大きくないので、ワイズの違いは感じませんでした。単にこのプラットフォームが好みなのかもしれません
  • (Allwaysは)足が幅広ならやめなさい。かなり狭いですよ(1いいね)(※下に注釈あり)
  • (スレ主さんへの質問)なぜLambdaは好きになれなかったのですか?
  • (回答)グリップがひどかったんです
  • (他の方からも質問)Lambdaのどこが好きになれなかったのですか? ピンが欲しいなら、Gamma(ガンマ)を試してみては? あとよりワイドにしたかったら、Rivendel Monarch Extensions(=Lambdaのケージの外側を広くできるアドオン製品)を試してみては。あとAllwaysは他の大部分のMKSペダルのカップアンドコーンベアリングとは違ってカートリッジベアリングだと思います

最近CBN本館にもMKS Lambdaのレビュー投稿がありました(assin5さんご投稿)。拝読すると、吸盤のような表面は革靴との相性がすごく良いようです。シューズへの攻撃性を抑えつつシティユースで十分なグリップが欲しい、という場合はLambdaは非常に好感度が高い、という感じでしょうか。あとグリップが出るまでに少し「慣らし」が必要なのかもしれませんね(吸盤の部分が削れてくるとグリップが増すという説があるようです)。

一方オフロードでもより通用するグリップで、かつLambdaのプラットフォーム形状が好みならピンの高さも調整できるGammaを選択肢に入れる。Allwaysは横幅が狭いという意見があるので(※注)足が幅広な人は要注意だけれども、グリップは良好でガッツリとオフロードがメインならこちら、という感じでしょうか(Lambdaよりやや軽量でもあります)。

※AllwaysはLambdaよりも実際は横幅は広い、という意見をTwitterでいただきました。上の海外の方の感想とはちょっと違うのでご参考まで

Lambdaは足が前後に長い人に特に向いているという話もよく聞くので、足が小さめな方はそこもご注意。Lambda→Gamma→Allwaysと、右に行くにつれてよりオフロードに対応していくグラデーションになっているとも言えそうです。安心感のLambda、軽快さのAllways、と考えることもできそうです。

■ Lambda(ラムダ)

■ Gamma(ガンマ)

■ Allways(オールウェイズ)

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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