隣人から自転車を譲り受けたという人が、メンテナンス作業中、ハンドルバーの中に1枚の不思議なメモを見つけたそうです。
出典 Found a note hidden in my handlebars!!!
スレ主さんの投稿です。
皆さんこんにちは、数日前にアドバイスを求めたPeugeot (PA-10 E) のロードバイクの件ですが、今日シングルスピードに改造するためにクリーニングしていたところ、ハンドルバーの中にこんなメモを見つけました!:o
this bye Was stold FRoM GARY REEd
私の隣人か、隣人の前の所有者が、この自転車をGary Reedという人から盗んだのでしょうか?? こんな面白いメモを奥まったところで見つけてビックリしました。
寄せられたコメントから主だったものをピックアップしてみました。
- これは自転車が盗まれた(stold)時に、シリアルナンバーもないけれど自分のものだと証明するための古いトリックです。スペルが間違っているのはゲイリーがヒップスター(=流行に敏感な意識高い系の若者、という感じの意味)だったから(237いいね)
- 隣に住んでいる72歳の人に、これをやるように言われました!(30いいね)
- 文法がおかしいのは何故だろう?(6いいね)
- 証明をさらに確かなものにするためにわざとスペルを間違えたんだ!(4いいね)
- 古い世代の人は、貴重品には何でも”stolen from”(〜から盗まれたものです)と書く習慣があったんです(77いいね)
- 社会保障番号(social security number, SSN)が書かれていることもあります。70年代のベースアンプを持っていますが、前のオーナーのSSNが底面に彫り込まれています(13いいね)
- うちのおじいさんが、持っているカメラと銃全部に自分の名前とSSNを彫ってました(6いいね)
自転車を盗まれて車体番号を消されてしまった、いやそもそも車体番号覚えてないし… 仕込んでいたAirTagも発見されて捨てられてしまったようだ。でも街で見かけたあの自転車… メルカリで流れているあの自転車… あれは間違いなく俺の自転車!!
そんな時の証明に備えて、フレームの中にゲイリーさんのようなメモをあらかじめ仕込んでおくのは現代でも使える有益なハックではないかと思いました。
スペルミスも、きっとわざとですね。本当はたぶん”This bike was stolen from Gary Reed”で、「ついでに言うとstolenではなくstoldと書いてある。Gary Reedは俺の他にもいるかもしれないが、こんなことまで知っている人間は俺の他にいるわけないだろう?」ということなのかな? と思いました。