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ピーター・サガンは落車で膝に感染症を負っていたことが判明 現在は手術を終え快方に

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ツール・ド・フランス2021の第12ステージからリタイヤしたボーラ・ハンスグローエのピーター・サガンですが、落車時のダメージはかなり大きく手術を受けたそうです。ボーラ・ハンスグローエの公式サイトで報告されています。

出典 After withdrawal from the Tour Peter Sagan successfully underwent knee surgery

以下、記事の概要です。

  • サガンは拠点のモナコで小さい手術を受けた。本人は元気で、すぐに自転車に乗れるようになるだろう
  • 「チームメイトや友人、世界中のファンからの応援メッセージにとても感謝しています。本当にありがたいです」
  • 「第3ステージでチェーンリングが僕の膝に当たり、膝蓋骨(しつがいこつ)の上の皮膚に食い込んで深い傷を負ってしまいました。チェーンオイルの汚れからの感染症を防ぐために傷をできるだけきれいにしました」
  • 「しかし数日後、膝蓋骨の上の嚢(のう)で炎症が悪化してしまい、残念ながらツールを棄権せざるをえませんでした」
  • 「チームのマネージメント、チームドクター、ヘッドドクターのChristopher Edler、モナコのIM2Sクリニックのドクターと医療スタッフの皆さんに感謝します。突然だったにもかかわらず素晴らしい手術を行っていただきました」
  • 「もうかなり体調が良くなっていて、今のところ何もかも順調です」
  • (メディカル・ヘッドのChristopher Edler氏の談話)「ツールでは現場で可能なあらゆる対処を行いましたが、抗生物質を使っても感染を防ぐことはできませんでした。唯一の選択肢はレースを棄権して嚢を外科的に除去することだけでした。幸い感染は表面だけで、膝関節は全く影響を受けていません。手術は成功し、ピーターは2日後には軽いトレーニングを開始できる見込みです」

下の記事で紹介したリタイヤメッセージでもサガンは少し元気がないように見えたのですが、打撲や切り傷以上の怪我になっていたことを考えると納得です。表面だけを治療しても内側から膿が出てきていたのでしょう。そこをずっと動かしていたら、一般人ならまず治るわけがありませんよね。膝の骨を負傷しなったことだけは不幸中の幸いでしょうか。

ピーター・サガンがツール・ド・フランス離脱でメッセージ 次は東京オリンピック
ツール・ド・フランス2021の第12ステージ(サン=ポール=トロワ=シャトー〜ニームの平坦ステージ)にピーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ所属)の姿がありませんでした。さびしいニュースですが、本人はインスタで次のようにコメントしています...

落車後はずっと調子が悪そうに見えたサガン、回復するために耐えていたんですね。しかし膝関節に影響はなくトレーニングも再開できるとのことで、東京オリンピックに間に合うことを期待しましょう(でもあまり時間がないので無理をしてほしくないですね)。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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