kiyomiさんがCBNにSHIMANO PD-ED500のレビューを投稿してくださいました。ロード用のSPDペダルです。昨年の春頃にリリースされたものらしいです。こういう製品。両面SPD。
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kiyomiさんによると特徴は
見た目:M530のロード版ともいう感じで、両面SPDにケージがついたスタイルです。ただ、ロード用とうたってるだけあってM530に比べたらスリムに感じるスタイリングで、ロードに取り付けても結構良い感じです。
とのこと。PD-M530はこれ。MTBでの使用を想定したもの。DEOREグレードでカタログ重量455gです。
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PD-ED500はPD-M530をロードバイク向けにアレンジしたもの、ということがいえそうです。レビューを拝読すると最大の特徴がライトアクション。ステップイン・ステップアウトがかなり簡単なものらしいです。
EXPLORERというシマノのペダルカテゴリー
PD-ED500の「E」という型番がなにか見慣れない感じがします。シマノ公式サイトを調べると、現在シマノのペダルには「ロード・オフロード・EXPLORER」の3つのカテゴリーがあり、PD-ED500はEXPLORERに入っているので、EXPLORERの「E」なのかもしれません。
PD-ED500のカタログ重量は442gだそうですが、これの上位バージョンにPD-ES600があり、こちらはペア279g。軽っ! ペア310〜314gのケージレスXTR PD-M9100より軽いじゃないですか。なるほど、完全にロード向きです。
PD-ES600の公式製品ページには、アルテグラのロゴがあります。このペダルは数ヶ月前に出たばかりらしいです。形状がSPD-SLっぽいですね。
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PD-ES600は、amazonの商品説明には「ロードツーリングペダルPD-A600とA520を統合したかたちで新設計」とあります(ただこの情報はシマノ公式サイトには見当たりません)。
PD-A520はこういうペダル。これは相当前からあって、私もSPDデビューの頃に使った記憶があります。ただ、あまり使い勝手は良くなかった印象があります。SPDなら両面キャッチのほうが個人的には好きです。
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PD-A600はA520の進化版で、より軽量になり踏み面がすこしひろくなっています。
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なるほど、たしかにPD-A520/A600が進化してES600になった、という感じはします。
ロードバイクでの遊び方が最近かなり多様化してきて、みな自由な乗り方をするようになってきています。サイクリングロードや公道を黙々と何時間も走る以外に、100km乗るけれど途中でよく散歩し、観光もする、という遊び方をする人がふえました。
またグラベルロードいうオフロード・ツーリングの方向も賑わっていますし、自転車通勤でロード、という方にとってもSPDは理想的な選択肢です。ロードでもSPD、という人が確実にふえてきているのだと思います。
シマノはこれらの新しいバイクスタイルを「EXPLORER」というカテゴリーにまとめようとしているのでしょう。
PD-ED500 vs. PD-ES600 どちらがいい?
さて、そんなEXPLORERカテゴリーの新しいペダル、PD-ED500とPD-ES600はどちらがいいのでしょうか。好みが分かれるところでしょう。どんな自転車で使うかにもよりますよね。
街乗りメインのロードバイクだったら私は両面SPDのPD-ED500を選びます。超ハイエンドカーボンロードでガチに乗りに行くけれど出先でちょっと歩きたい、という場合なら、より軽量なPD-ES600を選ぶでしょう。
でもSPDはやっぱり両面タイプが使いやすい…
私は先日、XTR PD-M9100のショートアクスルタイプを買ったばかり。これはハイエンドのロードバイクで使います。両面SPDです。PD-ES600よりも31g重いですが、十分に軽量です。ヒルクライムも問題なし。そうか、やはりこれは私の場合、最適解だった。
最近、街乗り用のシングルスピードバイクを手に入れました。それはフラットペダルでの運用を考えていたのですが、kiyomiさんの投稿でPD-ED500の存在を知って、それを使ってみるのも面白そうだなぁ、と思いはじめました。値段もお手頃なので、いずれ買うことになると思います。kiyomiさん参考になるレビューをありがとうございます。