ロードでもMTBでも、いや小径車でも良いのですが、クリンチャーやチューブレスタイヤをリムにハメようとしてもなかなかハマらない、手にマメができる、握力が逝く、とお困りの皆様のために開発された便利ツールをご紹介します。
TyreKey
イギリスのTyreKey(タイヤキー)というツールメーカーが「タイヤをハメやすくする工具」をインスタで紹介していました。製品名もTyreKeyです。一応ロードバイク用、タイヤサイズが18-35mmに対応した製品です。対応リム幅は18-28mm。公式サイトのFAQによるとチューブレスタイヤでも問題ないそうです。
新製品のようですが一応日本でも取扱があります。送料込み2,000円ほど。
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Grungeタイヤインストール
下は最初に紹介したTyreKeyと同じコンセプトの製品です。単純にテコの原理を使うというもの。少ない力でタイヤをインストールできます。このグランジ製品はTyreKeyと違い可動部分がありますが、構造を見る限りかなり太いタイヤにも対応できそうに見えます。ただいろいろ調べてみましたが公式にチューブレス対応とは書かれていません。
といってもビードとビード付近の裏側のエア保持層を傷つけないようでしたら問題なく使えるでしょう。Mavicなどは自社のRoad USTタイヤについてはタイヤレバー使っても問題ない、と言っているくらいです。
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PWTタイヤペンチとBIKEHANDタイヤセットペンチ
ここで新たに2つの製品をご紹介しましょう。「PWT タイヤペンチ TC26」と「BIKEHAND YC-3126 タイヤセットペンチ」です。
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こ、これは…
「Grungeタイヤインストール」と「PWTタイヤペンチ」と「BIKEHANDタイヤセットペンチ」を左から並べてみましょう。
きみたち同じ工場の出身だろうwww おそらく完全に同じ製造元と思われます。
ちなみにamazonでのお値段は本記事執筆でGrungeが¥ 818で最安。PWTが¥ 890。BIKEHANDが¥ 904となっていますが、グランジ製品は「あわせ買い対象商品」となっているため、合計2,000円以上注文しないと買えません。とりあえずこれだけ欲しい方はPWTが今は得でしょう。
最初に紹介したTyreKeyは入手性もまだ良くはなく値段も高いので、チューブレスでどうしてもタイヤレバーは使いたくないという方以外はGrunge/PWT/BIKEHAND製品で良いでしょう。評価高いです。amazonレビューを読むとチューブレスで問題なく使えている方もいました。
【追記】
TyreKey(タイヤキー)についてはかさばらないのでライド時に携帯する目的で買っている方も多いようです。固いタイヤを運用されている方はツール缶に入れておくのもありですね。
CBN [タイヤ工具] Grunge タイヤインストール
CBN [タイヤ工具] BIKEHAND YC-3126 タイヤセットペンチ