Orbea Terra H30-D GRX RX600ベースのミドルレンジ・グラベルロード

スペインはバスク州に本拠を置くビッグメーカー、オルベア(Orbea)。ここ数年はメディアへの露出が少なめな感じがするブランドですが、カーボンロードの”Orca”で一世を風靡した人気メーカーです。

この記事ではそのオルベアのグラベルロード”Terra H30-D 2020″を眺めてみます。SHIMANO GRX RX600ベースのミドルレンジのバイクで、メーカーとしてはグラベル・シクロクロス・ウィンターライド・通勤など多目的に使えるオールロードバイクとしています。

Orbea Terra H30-D 2020

名前の”Terra”は英語の”Earth”に相当。日本語にすると「大地」という感じでしょうか。

フレームはハイドロフォーミング製法のトリプルバテッド・アルミ。「H30」の「H」は”Hydro”の略。フォークはカーボン。BBは扱いやすいスレッド式のEnglish/BSC。ケーブルは内装式です。

カラーはMet.Navy Blue (MATTE) / BRIGHT RED (GROSS), BLACK (MATTE-GROSS), GREEN (MATTE-GROSS)の3色。ダウンチューブのORBEAロゴが極小なので一見どのメーカーかわかりません。

カラーリングのセンスは個人的にスペインっぽさが感じられて好みです。特にネイビーブルーとブライトレッドのモデルは他社では見かけないセンスでカッコいいなーと思います。

2020年モデルはGRX RX600ベース

Terra Hシリーズは昨年登場したモデルのようですが2020年モデルからは主にコンポやタイヤが変更されています。

コンポはSHIMANO GRX RX600ベース。ロードで言うと105グレードです。GRXの型番は基本的に815がDi2, 810がUltegra相当、600が105相当、400がTiagra相当なのですが、105グレードの600番台にはブレーキとディレイラーが存在しないため下位グレードのRX400を採用し、ディレイラーは前後とも上位グレードのRX810が採用されています。

ギア構成はフロントダブルの46×30, 11-34Tカセットとなっています。この組み合わせは11スピード・グラベルロード完成車の定番という感じですね。ホイールはSHIMANO RS470相当のOEM版でしょうか。

出荷時のKendaタイヤは40c。そしてマッドガード用アイレットもあるそうです。

フルスペック・ジオメトリ・価格

以下フルスペックです。

  • フレーム Orbea Terra Hydro disc, hydroformed triple butted aluminium, tapered 1-1/8″ – 1,5″, BB 68mm – BSC English, Thru Axle 12mm x 142mm rear, thread M12x P1.5, DT internal cable routing, 27,2mm seat tube, MMS system
  • フォーク Orbea Terra OMP carbon disc fork, full carbon steerer, tapered 1-1/8″ – 1,5″, carbon dropouts Thru axle 12mm x 100m, thread M12xP1.5, MMS system
  • クランクセット Shimano GRX RX600 30x46t
  • ヘッドセット FSA 1-1/8 – 1-1/2″ Integrated Aluminium Cup ACB Bearings
  • ハンドルバー OC1 All Road, reach 80mm, drop 125mm, flare 12º
  • ステム OC1 Road -6º
  • シフター Shimano ST-RX600
  • ブレーキ Shimano RX400 Hydraulic disc
  • カセット Shimano 105 R7000 11-34t 11-Speed
  • リアディレイラー Shimano RX810 GS Direct mount
  • フロントディレイラー Shimano GRX RX810
  • チェーン Shimano HG 601
  • ホイール Orbea wheels, 12mm E-Thru hubset Shimano RS470 28-32H
  • タイヤ Kenda Alluvium K1226 700X40c DTC
  • シートポスト OC2 27.2 Offset 20
  • サドル Selle Royal Seta RS
  • ハンドルバープラグ Orbea Eva
  • フロントハブ Orbea Road 12x100mm, thread M12xP1.5
  • リアハブ Orbea Road 12x142mm, thread M12xP1.5

オルベアは宣伝活動にあまり力を入れていないのか、あるいは苦手なのかは不明ですが、このTerra Hについての詳細情報はあまり見当たらず、海外メディアでのレビューも非常に少ないです。あるにはあるのですが、それらの記事にも「詳しいことはわからない」とか書いてあります(笑)。

最大タイヤクリアランスも不明。完成車重量も不明。ぱっと見カッコいいのですが、売る気があるのかないのかよくわかりません。

TERRA H30-D Geometry

TERRA H30-D Geometry orbea.com

もしかすると「これがTerra H30の売りだ!」というところはないのかもしれませんが、スペック的には無難にまとまっているオールロードバイクという感じがします。スマートにも見えますがダボ穴もあるのでキャリア取り付け可能です。

価格はベラチスポーツの場合、送料別で178,053円。このH30-DにはフロントシングルのH30-D 1Xもあり、そちらのほうが安くなるようです。 またRX400(Tiagra相当)ベースの「H40-D」も別途ラインナップされています。こちらは10スピード。

それにしてもGRX RX600ベースのグラベルロード、これからどんどん激戦区になりそうです。

ベラチスポーツ扱いのオルベア2020年モデル

ベラチスポーツでは以下のオルベア2020年モデル7種を販売中です。送料はおおむね16,313円。別途日本での受取時に消費税(自転車本体価格の60%に対して8%)がかかります。

ページに納期情報がないので検討中の方は事前に問い合わせてみたほうが良いかもしれません。

※本記事での価格情報は2019年8月11日時点のものであり、実際の購入時はその時点でのスイスフランで決済されるのでご注意ください。

過去に私がベラチスポーツから完成車を購入した際の情報を記事にしてあります。よろしければご参考にされてください。

海外通販でたびたび利用しているスイスのショップ、ベラチスポーツ(Bellati Sport)。今年の春は久しぶりにロードバイクの完成車を注文...
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