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コンポーネント

SENSAH EMPIRE 2x12の動画がひっそりと公開される

下の記事で紹介した廉価版中華コンポーネント・SENSAH EMPIRE。これは2×11でしたが、2×12が出るようです。

いま話題のロードバイクコンポーネントSENSAH EMPIREとは
各所でこの製品が話題です。ロードバイク用コンポーネント、SENSAH EMPIRE。読みはおそらく、センサー・エンパイア。SENSAHがメーカー名、エンパイアが製品名(グループセット名)と思われます。 このメーカー、公式サイト...

こちらがその動画。恐らくSENSAH関係者と思われるAlan Xiaoという方がTwitterに投稿しています。

YouTubeにも同じ動画がありました。

ブレーキング性能にも自信があるようです。

ただこのSENSAHの公式サイト、だいぶ前から403エラーが出ていて機能していません。一体どうしたんだ…

この12スピードEMPIREは、画像自体は10月の時点でTwitterに投稿されていました。画像からするとカセットはトップが11Tのようです。普通のシマノハブで使えるのはほぼ間違いないでしょうから、個人的にはこれだけ欲しいです。トップ側がクロスレシオだったら1xの自転車で便利そう…

SENSAH EMPIRE 2×12

Sensah Empire 12 speed © Alan Xiao

現時点で発売時期や価格情報は見当たりません。

続報が気になる方はこの方のTwitterをフォローしておくと良いでしょう。

ところでSENSAH EMPIRE 2×11のほうですが、通常¥16,580のところ現在¥1,000 OFFになるクーポンが出ているので¥15,580で買えます。

カーボンボディのモデルは割引がありませんが、それでもこのセットで¥19,800と破格です。

製品説明によると

製品は5800と6800ラベルの間、インストールも簡単で、ちょっとお金で楽しむことが感じできる

とのことなので、グレード的にはShimano 105とUltegraの中間的なイメージでしょうか。

部屋の片隅にフレームが1台余っている…という方はこれで組んでみたら楽しいのではないでしょうか。

microSHIFTとSENSAHという中華二強

廉価版の中華コンポーネントといえば下の2記事で紹介されているmicroSHIFTも人気ですが、microSHIFTとSENSAHは「中華二強」に育ってきた感じがしますね。

いまどき9速? いまだからこそ9速?microSHIFT Adventは「少ない・安い」だけのコンポなのか
台湾のmicroSHIFT社が今年の春、9スピードのMTB用コンポーネント「ADVENT」を発表しました(というか部分的に8スピードパーツも含まれているのですが、マーケティング的には9スピードを強調しています)。 公式 ADV...
microSHIFT ADVENTとシマノ9速に互換性はあるのか?
7月に手持ちのクロモリフレームを再塗装するにあたり、「もう少し手を加えたいなぁ」と思った時に目に留まったのが、マスターのmicroSHIFT ADVENTを紹介するこちらの記事でした。 しかも輸入代理店のSimWorksに問い...

製品外観はmicroSHIFTのほうがだいぶ洗練されてきた印象はありますが、SENSAHの「いかにも中華ガジェット的な雰囲気」も見慣れてくると不思議な味わいのようなものを感じますね(笑)。

SENSAHは電動シフトコンポも開発中らしいので、今後2〜3年、シマノ・SRAM・カンパといったビッグブランドはよほど気をつけないとアマチュア市場での販売が低迷する可能性もなくはないような気がします。プロのレースの現場ではこれらが使い続けられていくとしても、消費者の大半はアマチュアです。

特に電動系のテクノロジーは駆動アルゴリズムが一般化してモーター系がユニット化してしまえば、その部分に限ってはメーカー各社とも大きい差別化をできなくなる恐れがあります。その段階でメカの部分の精度があらためて浮き彫りになるのかもしれませんが、それでも大メーカーは油断できないなぁ、と思いますがどうでしょうか。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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