Dahon K3にWellgo F178DUという軽量ペダルを付けてみた結果

最近購入して楽しんでいる「Dahon K3」というミニベロには「MKS FD-7」を思わせるような折りたたみ機構のペダルが付属していました。

Dahon K3 純正ペダル

しかしこのダホン純正ペダル、折りたたみにやや力が必要で気持ち良くないので、私がだいぶ前に愛用していた「MKS FD-6」後継モデルのFD-7に換えようかな、と思ったのでした。

その前にWellgo F178DUを試してみる

Dahon K3の純正ペダルの重量は、ペアで実測512gでした(写真下)。MKS FD-7の公称重量は487gです。FD-7に交換するなら、25gほど軽量化しながらも、MKSペダル愛用者なら誰でも知っているあの最高の回転性能のみならず、スムーズな折りたたみ時の気持ちも良さも手に入ることになります。良いことづくめです。

Dahon K3 純正ペダルの実測重量

というわけで、

Dahon K3のペダルをアップグレードするのであれば(折りたたみペダルに限って言えば)MKS FD-7が最適解

と言って良いと思うのですが、「MKSなら間違いはない」ことはよくわかっているので、ここはちょっと寄り道をして、似たような機構のペダルで面白そうなものはないかと探してみたところ、「Wellgo F178DU」という製品を発見しました。これです↓

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いや、これがですね。実測重量がわずか335gなのです。それでお値段は¥1,699。激安です。

Wellgo F178DUの実測重量

ここでDahon K3純正ペダル、MKS FD-7、Wellgo F178DUの重量を比較してみましょう。

Make Weight
Dahon K3 純正ペダル 512g
MKS FD-7 487g
Wellgo F178DU 335g

Wellgo F178DU、めっちゃ軽い! MKS FD-7より152gも軽い。Dahon K3オリジナルのペダルより177gも軽いじゃないですか!

Wellgo F178DUとDahon K3純正ペダル

MKS FD-7とK3純正ペダルは25gの差。重量だけ見るとあまり変わらない感じです。

折りたたみのフィールについては、ものすごく良くはないのですがK3純正ペダルよりは良好でした。

剛性と回転はどうか

この「Wellgo F178DU」は、amazonのレビューを読むと「剛性不足」なところがあるらしく、頻繁に立ち漕ぎが発生するようなサイクリングでは使わないほうが良さそうです。

左がWellgo F178DU。寸法や厚みもややコンパクトです

では実際に使ってみてどうだったか。

これはもう乗る前からわかったのですが、とにかく回転が渋い!! これベアリング入ってるの!? というくらいスピンが重いです。指で弾くと1〜2cmくらいしか動きませんw

いくら軽量でもこんなに回転が重いペダルならダメではないか、と心配になりながらも外で実走してみました。

回転部品は「ワークスタンド上で手で回した時の抵抗感」が「実走時の抵抗感」に直結するわけではないことがままあるので、こういうのはやはり実走体験が大事だと思います。

Wellgo F178DU

さてその結果ですが、近所で5kmほど乗った感じでは極端に剛性不足という感じはしません。立ち漕ぎでも問題なかったですが、質量を考えるとハードな乗り方をするとわりと早く壊れる日が来そうな気もします。

回転の渋さですが、個人的には乗っていてストレスになるほどの固さではないです(ちなみに玉当たり調整はできないらしい)。ただMKSペダルの素晴らしすぎる回転性能を知っている者としては、あのクルクル感も捨てがたいな… という感じです。

往復で20km程度のサイクリングならこのペダルでも十分行けそうな気はします。もっと距離を乗る場合やトルクをかけて乗ることが多い方は、やめておいたほうが良いかもしれません。

新たな「落としどころ」が浮上

Wellgo F178DUはベアリングさえもっと良ければ楽しいのになぁ、という感じです。軽量なペダルなのにもったいない。

回転性能が良いものと言えば、下の記事で紹介したMKSの「SYLVAN TOURING NEXT」などは本当に気持ちよくクルクルクルクル回ってくれるペダルで、重量は338g。Wellgo F178DUと3gしか違わないので、折りたたみを捨てるならこれもありだな、と思います。いま街乗りトラックバイクで使っていますが、最高のペダルです。

MKSという会社がございます。正式名称・株式会社三ヶ島製作所。その製品群は、MKSペタル、と呼ばれます。

でも将来的にDahon K3で輪行することを考えたら、あるいはコンパクトに保管しておく時のことを考えたらペダルは畳めるか取り外せるもののほうが良さそうです。

それでいて軽量なものが欲しい。

ん、ちょっと待った。

MKSの簡単着脱システム「Ezy Superior」… に対応したSYLVAN TOURING NEXTがあったはず…!

これだ!!

公称重量は… ペア390g!いいじゃないですか! というわけで軽量で剛性もしっかりあって回転性能も良くてコンパクト化もできる… という意味では、「Ezy Superior SYLVAN TOURING NEXT」はDahon K3用ペダルとして新しい正解、落としどころのひとつとは言えないだろうか…

ここまで見てきたペダル各種の重量や価格、プロコンなどをあらためて表にしてみます。

重量 剛性感 回転 価格
Dahon K3 純正ペダル 512g n/a
MKS FD-7 487g ¥3,868
MKS SYLVAN TOURING
NEXT Ezy Superior
390g ¥8,485
Wellgo F178DU 335g ¥1,699
FD-7とSYLVAN TOURING NEXT Ezy Superiorの評価は、それぞれ実際に使ったことのあるFD-6とEzy SuperiorではないSYLVAN TOURINGからの期待値です

「Ezy Superior SYLVAN TOURING NEXT」、お値段そこそこしますがこうやって見ると良さげです。輪行の時はDahonのスリップバッグ・ミニに入れておけば良いんじゃないでしょうか。いい感じで収まりそうです。

というわけで、気が付くとペダル沼にはまりかけているのでした…

まとめ

ややごちゃごちゃした記事になってしまったので、要点を箇条書きでまとめます。

  • Dahon K3の純正ペダルは、基本性能は悪くはないが折りたたみが固くてやや重い
  • Wellgo F178DUは比較的折りたたみがしやすく、かなり軽量ではあるが回転が悪く、剛性も高くはない
  • MKS FD-7はK3純正ペダルと同じ折りたたみ方式で、なおかつ高性能。ただし重量は25gしか違わない
  • MKS Ezy Superior SYLVAN TOURING NEXTは取り外し式のペダルだが最高性能かつ非常に軽量
  • ヘビーデューティーな使い方をしないのであればWellgo F178DUは選択肢に入る
  • 運用を簡単にしたい人で高性能ペダルが欲しい方はMKS FD-7への交換がおすすめ
  • 輪行・保管時に取り外す手間は発生するが高性能+軽量さを求める方はMKS Ezy Superior SYLVAN TOURING NEXTがおすすめ

という感じです。

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