Dahon K3 開梱しつつ紹介。実はそこまで小さくはない?

ある日、Dahon K3が届けられました。親切な誰かが私のために買ってくれたようです。その人は、なぜ私がこの自転車を欲しがっていることを知っていたのでしょうか。

Dahon K3

お金の使いすぎは良くないと思い、ショッピングカートに入れては削除、を何度となく繰り返し、我慢していたのです。

支払いには私のクレジットカードが使われた形跡がありますが、全く問題ありません。本当にありがとうございました。

折りたたみ時の様子

というわけで本記事ではDahon K3を箱から出してみた感想を書いてみます。

これが折りたたみ時の姿。

Dahon K3

上から見たところ。

Dahon K3

こうやって見ると、非常にコンパクトに見えます。店舗で見かけたときも「かなり小さいな」と思っていました。

が、折りたたんだBrompton S6L(フェンダーを外してあります)とサイズを比べてみると、意外にもDahon K3は「それほど小さくはない」ことが判明しました。というか、横に至ってはハンドルバーが長いせいか、K3のほうが寸法が大きくなります。精密な実測はしていませんが、奥行きと高さは、ほぼ同じ感じです。

それでも「小さく見える」のはフレーム形状が楕円だったりホイールが14インチだからかもしれません。奥行きだけもしかするとK3のほうがブロンプトンより短いかもしれませんが、大きくは違わないかもしれません。これは意外。

重量ですが、圧倒的に軽いです。そもそもダンボールに入った状態で、片手で軽々と持ち上げられました。

上の写真の状態で、Dahon K3は実測約8.6kgでした。前後のリフレクター、スポークリフレクターとベルが付いている状態です。Brompton S6Lが公称重量11.5kgですから、3kgほど軽量。このアドバンテージは大きいです。

フレームはマグネットで固定

K3はフレームのトップチューブの真ん中で折りたたむ方式です。箱から出した時に写真下のようなパーツでフロントフォークとリア三角がくっついていたのですが、最初これはどうやって外すんだろうと途方に暮れました(取扱説明書はまず見ないで接することにしました)。

Dahon K3

まさかこのボルトをツールで外すのか… と一瞬思いましたが、結局これはマグネットであることに気付きました。リア三角側の円盤がマグネット。磁力はなかなか強力で、持ち上げてもバラけたりする心配はありません。良くできています。

ペダルは左右とも折りたたみ式

ペダルは左右とも折りたたみ式です。が、折りたたむ時に結構力が必要です。ブロンプトンのペダルを展開する時のような軽快さに欠けます。

Dahon K3

これはMKSの似たような構造のペダル、FD-7などに交換したほうが良いかな、と一瞬思いました。

しかしよく見るとK3のオリジナルペダルは樹脂製で、FD-7よりも軽量なのは間違いないでしょう。ここは軽さを取ってそのまま使い続けることにします。

MKS FD-7のほうがK3のペダルよりもやや軽いという情報をいただきました。というわけでペダルは後日重量実測の上、重かったら交換するかもしれません

フレームとステムの折りたたみヒンジ

フレームの折りたたみヒンジです。当然ですがかなり丈夫そうです。

Dahon K3

こちらはステムポストの折りたたみ部。レバーはどちらも十分な大きさで、締める時に手が痛くなったりすることはないようです。

Dahon K3

しかし折りたたみはまだ慣れていません。フレームを折る時はやや力が要る印象。

ハンドル角度はレバーで変更可

このK3、最初に箱から出して組み立てた時にブレーキレバーの角度が垂直になっていて、なんでこんなセットアップなんだろう、と不思議に思いましたが、単にハンドル角度を自分で変えられる仕組みになっているのでした。

Dahon K3

ブレーキレバーの角度は一度決まってしまえばどんな乗り方をするとしても変えなくていいとは思うのですが、もしかしたら便利に思える時がくるのかもしれません。一応、自分が普通にライドしそうなポジションにしたまま折りたたんでみましたが、それは問題なくできました。

Vブレーキ

ブレーキはTEKTRO製のオリジナルVブレーキ。Vブレーキを使うのはかなり久しぶりです。果たして効きはどうだろう。オリジナルパーツでどれだけ使えるか楽しみです。

Dahon K3

サドルには大きい残念ポイントが!

サドルもダホンのロゴの入ったオリジナルで、上から見た形状はぱっと見、Fizik Arioneに似ています(横はそうでもないですが)。

Dahon K3

しかしこのサドル、最初に発見した「Dahon K3のここがダメ!」でした。

いや、サドル自体が悪いということではなく、折りたたんだ時にこのサドルのノーズを持とうとすると、レールが邪魔になってとても握りにくいのです。

軽量な車体だけに、ここは本当に惜しい。と同時に、ブロンプトン純正サドルのチョイスにも「そこまで考え抜かれていたか…」とあらためて感心しまくりました。

ブロンプトン、サドル先端を持って歩きやすいんですよね。K3にはそれがない。ここは本当に惜しいなぁ。サドルはいつか交換かな…

外装3段変速

ドライブトレインは外装3段変速。ディレイラーはDahonオリジナル。製造はどこだろう。なんとなくSENSAHのRDにデザインや質感が似ているような。気のせいか。

Dahon K3

ギア比など使い勝手はまた後日レポートします。

ホイールとタイヤ

ホイールは14インチ。着脱はクイックリリースではなく5mmのヘックスレンチが必要。標準タイヤはKENDA製でETRTO 32-254の14×1.35タイヤ。推奨空気圧は50-85PSI。ミニベロはエアボリュームが少ないので突き上げが厳しくなる反面、空気入れが圧倒的にラクなのはメリットのひとつ。

Dahon K3

ホイールサイズはブロンプトンより大幅に劣るところです。しかし14インチなら折りたたみ時の姿は逆にもっとコンパクトになっても良かったのではないか、と思ってしまいます。

K3が「大きい」とは思わないのですが、ブロンプトンより小さいだろう、という思い込みがあったのでここだけちょっと意外。残念に思えるほどではないのですが、少なくとも輪行時はブロンプトンとほぼ同じくらいの場所は取りそうです。

ちなみにSENSAHの別ブランドMIALOから16インチ化するためのキットが売られています。16インチと言ってもブロンプトンより小さいほうの16インチ。これはいずれ試すことになるでしょう。でも当分はまず吊るしの状態の乗り味を楽しんでみようと思います。

ネットに流通しているDahon K3の商品画像では、スポークパターンが上のMIALO社のホイールのようなペアード・スポーク仕様になっているものがありますが、実際に届いたのは普通のフロントラジアル・リアクロス組みでした

バルブはフレンチ

チューブはフレンチバルブでした。これは個人的にはありがたい。ブロンプトンも一時、デフォルトのシュレーダー(米式)に戻したこともあったのですが、やはり自分は仏式のほうが使いやすいです。

Dahon K3

ところで14×1.35のタイヤに合いそうなチューブ、通販サイトを探しても売っているところがありません。KENDAから出ているようなのですが、手に入らないとパンクした時は当面はパッチ修理になりそうです。このサイズのチューブはもしかして入手性が良くないのでしょうか。

全体的な初期印象

箱から出してみた全体的な印象としては、質感はすごく良く、塗装もきれいで仕上げも丁寧。ブレーキレバーやシフターも含め、各種パーツに安っぽいところがまったくないところは好感が持てます。

折りたたみ方法はさすがにブロンプトンほど直感的ではなく、適当にやるとうまく行かないことがあります。やや慣れが必要。

あ、そうだ、ハンドルバーグリップは私が愛用しているKCNC EVAグリップと形状が非常に良く似ていて地味に嬉しいところでした。

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あとは走り次第ですが、とりあえず7〜8万円でこの品質は満足感があります。

以上、Dahon K3の簡単な開梱の儀でした。乗車感や使用感など、今後不定期でレポートしていく予定です。

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