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Bromptonから「T Line One 」と「T Line Urban」が登場:チタン&カーボンで車重7.45kg・体重110kgでも乗れるフラッグシップ【70万円?】

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ブロンプトンがチタンフレームの「T Line」を発表しました。一部パーツにカーボンを採用し、マッドガードなしのシングルスピードモデルは7.45kgに仕上がっています。

折りたたみ機構以外は全て新設計

以下、ブロンプトン公式サイト及び下のYouTube動画からT Lineの概要をまとめてみました。

  • 最良のデザイナー・エンジニア・製造のスペシャリストから成る精鋭チームが3年かけて開発した
  • ブロンプトンのクラシックラインをチタンで甦らせるため、全く新しい製造技術を開発することになり、そのための新工場も建てた
  • 軽量化のために特別設計された150以上の部分から成る
  • 完全に再設計されたT Line チタニウム・フレームはオリジナルの同タイプモデルに比べて37%軽量でありながら同じ強度を実現している
  • 7.45kgはカーボンロードバイクに等しい重さだが、体重110kgのラグビー選手でも乗ることができる
  • クランクはカーボン製、BBは鋳造チタン
  • ディレイラーは60gで、新しいギアレシオはアムステルダムやサンフランシスコで完璧なシティライドのためにテストされた
  • シートポストはカーボンだが、固く強く軽量なカーボンポストでもブロンプトンの日々の運用には耐えられないため、0.3mmのスチールの鎧で覆った
  • 新しいヒンジはセルフアライン式で、ハンドルバーのキャッチはスプリング内蔵で簡単にハメられるようになっている
  • フォークは一体成型のカーボン製で、ハンドルもカーボンでよりワイドになっている
  • ラインナップは以下の4モデル
    1. T Line One Low Bar: シングルスピードでフラットバー
    2. T Line One Mid Bar: シングルスピードでライザーバー
    3. T Line Urban Low Bar: 4スピードでフラットバー
    4. T Line Urban Mid Bar: 4スピードでライザーバー

折りたたみ機構以外は完全に新しい設計となっているとのことで、創業者アンドリュー・リッチーによる元々のデザインをCADソフトで応力分析し、軽量化できる部分は軽くする最適化が図られているようですね。

動画によると7.45kgはシングルスピードモデルの重量で、マッドガード付きの4スピードモデルは8kgとされています(端数不明。単に「8kg」と言っています)。8kgでもブロンプトンとしては夢のような軽さですね。

海外価格は60万円前後

価格も夢のような数字になることだけは間違いない…と調べてみると、

  • シングルスピードモデルが£3,750 / $4,795
  • 4スピードモデルが£3,950 / $4,995

になるようです。日本円にすると本日レートで58万円・61万円。国内での実勢価格は70万円前後になるでしょうか。

ギアレシオは平地走行に最適化されていますが、山岳サイクリング向きのオプションも選べるようになると嬉しいですね。

一般流通時期は未定で、まずは抽選で選ばれた少数の方にのみ特定のブロンプトン・ジャンクション・ショップを通じて販売されるとのことです。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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