フレーム・完成車

RIVERSIDE TOURING 900を観察する:近所のゼビオでこんなの売ってたらビックリして即買いするよね

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俺、来週からちょっとシルクロード自転車横断やりたいんだけど、いい自転車のこと全然知らないんだよね。どんなの買ったらいいかな? と友達に聞かれたら、うんとりあえずこれでいいんじゃね? と雑におすすめできそうな高コスパ全部入り自転車を見かけました。仏デカトロンの「RIVERSIDE TOURING 900」というモデルです。

RIVERSIDE TOURING 900

image from decathlon.fr

公式 VÉLO DE VOYAGE RIVERSIDE TOURING 900

買って大丈夫だ問題ない

フレームはアルミで前後フェンダー・専用設計キャリア付き。フロントラックはプラットフォームあり。ボルトマウントはなんと33個もあり荷物運搬で困ることはないでしょう。

RIVERSIDE TOURING 900

image from decathlon.fr

ハブはDeore XTのダイナモ。ブレーキは性能面でメカニカル最高峰のTRP Spyre。100/142x12mmのクイックリリース付きスルーアクスル。リム19mm、安心の36本スポーク、予備スポーク前後計4本付き。出荷時のタイヤはSchwalbe Marathon(28 x 1.75)。

RIVERSIDE TOURING 900

image from decathlon.fr

サドルはBrooks B17 Imperialが付いていてビックリ。西安ではまだガッチガチでもサマルカンドに辿り着く頃には馴染んでいるでしょう(穴あきのImperialは最初から乗りやすいと思います)。ステムはCycle2Charge USBポート搭載で電源の心配無用。

RIVERSIDE TOURING 900

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駆動系はXT Trekking 10 speedで、フロントは26-36-48のトリプル、リアは11-36。車体サイズはS〜XLまでの4つ。

RIVERSIDE TOURING 900

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別売の172mmスルーアクスルを使用することでトレイラーにも対応。アダプターでFollowMeにも対応。重量は17.1kg(サイズM)で欧州価格1499€。本日時点のレートで約24〜25万円という感じです。現時点で日本での販売はまだないようです。

デカトロンは欧州では身近な存在で、日本でいうならゼビオやスポーツオーソリティが近い雰囲気でしょうか。近所のゼビオでこんな自転車が売られていたら驚きますね。安いと思います。

あとはパニアバッグ4個とフロントバッグ、トランクバッグを買って、服とテントと寝具を詰め込んで現金50万とクレジットカード持ってとりあえず行ってこい。何かあったら電話してくれよな。という感じで友達を送り出せそうです。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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