先日RIVERSIDE TOURING 900という自転車を空想上の友達におすすめしたところ、こんな相談を受けました。
いやさ、俺がイメージしてたツーリングの自転車と、なんか違うんだよな。もっとシュッとした、スポーティーなやつでさ、モテそうなのを見たことがある気がするんだよな。さっき紹介してもらったのはお前がいつも乗ってるようなやつだろ? そういやお前モテてないし…
そんな彼に紹介できそうな自転車を見つけました。RIVERSIDE TOURING 920というモデルです。
公式 VÉLO DE VOYAGE RIVERSIDE TOURING 920 PNEUS VITTORIA TERRENO
バイクパッキング派ならこちら
いわゆる「バイクツーリング仕様」ではなく「バイクパッキング仕様」が好み、という方にはこのTOURING 920のほうが良いかもしれませんね。
下の記事で紹介したRIVERSIDE TOURING 900に雰囲気がよく似ています。というかジオメトリを眺めたところTOURING 900と920は寸分違わず同じ数値になっています(メーカーサイトのジオメトリ表が正しくないこともよくあるので一応ご注意。でもこの2車種は同じかなと思います)。
11スピードの1xにフレアハンドル(フレア24°・スウィープ4°・ドロップ115,5mm〜124mm)。これなら流行に敏感な友達も納得してくれるに違いありません。ブレーキは油圧ディスク、タイヤは Vittoria Terreno Graphen 2.0 29×2.25のサイドタンカラー。これはモテる。
フォークだけこちらはカーボンのようにも見えます。駆動系はSRAM Rival 11-42 / 32T。サドルは濡れても心配無用のBrooks Cambium C15 Carved。TOURING 900同様、Deore XTのハブダイナモとCycle2Charge USBポート搭載のステムです。
重量は11.8kg(サイズM・ペダルなし)。欧州価格は1699ユーロ(本記事時点で271,823円)となっています。
おう、ありがとう。これにするよ。シルクロードで困ったら電話するから、よろしくな
おう、いつでも連絡してくれ、楽しんできてくれよな。
そう言って電話を切り、私は彼の番号を着信拒否にした。