ツール・ド・フランス2021の第12ステージ(サン=ポール=トロワ=シャトー〜ニームの平坦ステージ)にピーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ所属)の姿がありませんでした。さびしいニュースですが、本人はインスタで次のようにコメントしています。
やあみんな! ツールをリタイヤして本当にすみません。最初の第1ステージのクラッシュの結果… 数日後にまた膝をハンドルバーにぶつけてしまって、今は自転車に乗れないので今年のツールは諦めることにしました。皆さんの支援や路上での応援に感謝します。怪我をなおすためにベストを尽くしたのですが… できたらオリンピックで会いましょう
挨拶と締めの言葉こそ元気ですが(ファンサービス精神がすごい)、いつもより寂しそうな感じで言葉を探しながら話していますね。そんな中、チームメイトのニルス・ポリッツが勝利したのはサガンにとっても嬉しい結果だったことでしょう。
サガンはこれまで成績不良を理由にツールをリタイアしたことがなく、今回も完走を目指していたと思うので本人としても残念だったのではと思います。ともあれ日本でサガンの姿が見られるのは楽しみですね。今から膝の治療に専念してほしいところです。多分よほど調子が悪いのだと思います。
サガンは今年厄年?
ちなみにサガン、下の記事で紹介したように今年は1月の誕生日に落車、直後にトレーニングキャンプのグラン・カナリア島ではコロナ陽性で隔離生活を送るなど、今年はついていない感じです。オリンピックでの巻き返しに期待しましょう。
人気者ピーター・サガンが厄災続き 誕生日の落車の後はコロナ陽性に
その卓越したライディングスキルとひょうきんな性格で愛されているプロロードレース選手、ボーラ=ハンスローエ所属のピーター・サガン。残念なことに2日前、PCR検査の結果コロナ陽性となり、トレーニング地のグラン・カナリア島で隔離生活を送ることを余...
TOKYO 2020では東京・神奈川・埼玉・千葉で完全無観客が決定しましたが、自転車競技が行われる山梨や静岡ではサガンを応援できるかもしれません(出かける方は勿論万全の感染対策でどうぞ)。