エディ・メルクスがジャージのジッパーを上げた! というネタ投稿をご紹介します。面白い自転車ミームで有名なFeedzonenewsによる作品です。題して「エディ・メルクス、ため息をつきながらジャージのジップを上げる。ツールの記録死守へー」。
キャプションは「俺はもう引退したつもりだったが、そうさせてはくれないようだな(Just when I thought I was out, they pull me back in.)」。これはギャング映画「ゴッドファーザー Part 3」でアル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネの台詞です。「足を洗えない」という状況でよく使われる、有名な表現ですね。
カヴェンディッシュによる記録更新が現実的に
さて下の記事でも紹介しましたが、ツール・ド・フランス2021ではマーク・カヴェンディッシュがエディ・メルクスのツールでのステージ優勝数34に並ぶか、超えられるかも大きい見所になっています。
カヴェンディッシュは今期のツールでなんと既に3勝していて、メルクスの記録まではあと1勝。パリ・シャンゼリゼでメルクスの記録に「並ぶ」のか、それともシャンゼリゼでメルクスの記録を「超える」のか。昨日の第11ステージはカヴェンディッシュが苦手とする山岳コースで、難関モン・ヴァントゥを2回登る過酷なコースでしたがタイムアウトすることなく無事に生還。
しかし76歳のエディ・メルクス、体型はふっくらしてしまったものの、28歳頃(下の写真)と比べても目が死んでいないように見えるので、上のミームは「メルクスなら再出場してもおかしくない」と思わせるあたりが笑いのツボとなっています。
上の投稿には「メルクスに2ヶ月を与えれば良い。丸太小屋とローラー台がいくつかあれば、準備万端だろう。」などというコメントもあります。
冗談はさておき、カヴェンディッシュによるメルクスの記録タイまたは更新が現実味を帯びてきたので残りのレースも楽しみですね。
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