結婚後にサイクリングにはまると離婚する確率が高いのではないか、と思わせる議論を海外掲示板で見かけました。スレ主さんによる質問は「自転車に乗りすぎて人生(生活)の他の領域に悪影響が出てしまいましたか?」というものです。本記事作成時点でコメント数160と活発な議論が交わされています。
出典 Has cycling ever become a problem in your life?
寄せられたコメントから主だったものをピックアップしてみました。
- まあ間違いなく離婚の原因にはなりましたよ、ええ。結婚前、私はランナーでした。しかし足を怪我してまる1年ほどやめていました(アキレス腱断裂)。そしてあまり身体を動かさないライフスタイルへと移行し…また痩せようと思って…近所を自転車で徘徊するようになり…ある夏、テレビでプロサイクリングを発見し(2003年のツール)…健康のために私も自転車をやってみたくなり、夏の終わりまでにはロードバイクを買い、その1年以内には良い身体になり…レースをはじめようと思い、毎日乗るようになりました。ライフスタイルががらっと変わってしまったのです。しかし妻は、良い身体になっていき忙しく過ごしている私に良い顔をしませんでした… 私がサイクリングで出会った友達に対しては言うまでもなく。私は彼女が結婚した人間とは別の人間になってしまったのです… そして私達の関係は冷え込み、自転車をはじめてから4年以内に離婚する結果となりました(95いいね)
- (上の人に)私の元カノは「あんまり痩せすぎないで、私が自分をみじめに感じてしまうから」と言いました。健康になろうと思って私がやることは、どれも彼女を直接攻撃するものとなっていたのです(20いいね)
- (直上の人に)私も同じことを経験しました。私が達成したあらゆる目標が、彼女が何もしていないことへの個人的な批判となってしまったのでした。彼女とは離婚し、サイクリングクラブで出会った私と同じくらい自転車に夢中になっている人と結婚しました(7いいね)
- そういう人が私だけでなくて嬉しいです!!! 私はサイクリングをはじめて1年半足らずなのですが、いままさに離婚しつつあります。彼はサイクリングと、そして私がどれほど変わってしまったかを非難しました。私は何が問題なのか全く理解できませんでした、だって朝の6時に自分の健康にとって良いことをやることの何が問題だというのでしょう。でも結局のところ、私のサイクリング仲間が嫌いだったのだと思います。私のサイクリングでの親友は55歳で、私は34歳のゲイでその親友は女性なのにもかかわらず、です(37いいね)
- 私は結婚してちょうど10年になります。離婚するまでには至らないと思いますが、サイクリングは間違いなく私達の結婚生活に影響を与えました。私の妻は自転車に乗りません。そのためなぜ私が毎週10〜12時間もトレーニングしなくてはならないのか、理解してもらえません。彼女は大部分の面では協力的な人で、レースに来て私を応援してくれます。週末に数時間のライドにも行かせてくれます。しかし何度か私が自転車に乗ることに腹を立てることがありました。私達はベルギーとフランスに3週間の旅行に行きました。当然私はライドを楽しみたい。しかし彼女はそれに腹を立てました。私は彼女に、ベルギーに来て自転車に乗らないというのはパリに行ってルーブル美術館やエッフェル塔を見ないようなものだと言いました。私達は妥協し、私は数日間だけライドしました、本当はもっと乗りたかったのですが。今年の秋、私達はマジョルカ島とスペインに遊びにいきます。私は自転車を持っていきたい、それか少なくとも数日は走りたい、と言ったところ、彼女は怒ってしまいました。そういう感じです(8いいね)
皆さんはどうでしょう、心当たりはありますでしょうか。私は、寄せられたコメントの中には大きく2つの現象が隠れていると感じました。それは
- 人間は変わる。生活スタイルも、思想も変わっていく。サイクリングは特に急激にその人を変えてしまう。結婚後にサイクリングにはまった場合、パートナーは「私はこんな人と結婚した覚えはない。この人は返品したい」と思うかもしれない
- 配偶者・パートナーは相手だけが健康になっていくのが耐えられない
のではないか、ということです。結婚後に片方だけがサイクリングにどハマりしてしまうと離婚に至る可能性が高いような気がしますが、皆さんどう思われるでしょうか。
でも、二人で一緒に不健康でいよう、二人で一緒に不幸なままでいよう、というのは、良くないと私は思います。それは毒性のある人間関係です(他人の足を引っぱる、いわゆる共依存的な関係)。
また、他に私が気になったコメントが一つあるのでこちらもご紹介します。これも気を付けたほうが良いのではないかと思いました。
- これは変わったコメントかもしれませんが、ビッグなライドの後、私はときどき疲労のせいで機嫌が悪く、短気になることがあります(16いいね)
サイクリングによって精神状態は全般的に良くなるとは思うのですが、疲れすぎていると短気でイライラした状態になることもあると思います。ロングライドから帰ってきてパートナーに接する時は、自分がそういう攻撃的な状態になっていないかどうか確かめるのも大事ですね。しっかり休息を取るのも大事でしょう。
しかし、日曜日にビッグライドから帰ってきて短気にならないようにひとまずシャワーとお昼寝でスッキリしようとすると、パートナーは「自転車で遊んできて帰ってきたと思ったらその後はすぐお昼寝ですか、私は一体何なんですか、バカにしてるんですか」と怒ってしまうこともあるかもしれませんね。
養老先生、こんな時はどうしたらいいんでしょうか。





