プロサイクリング

グランツールはクラシックレースに比べて退屈なのか

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サイクルロードレースはいよいよグランツールの季節ですが、春のクラシックレースとグランツールをこんなふうにたとえたインスタ投稿があります。

クラシックレースは純粋な競い合い、子供のかけっこのような楽しい勝負で、グランツールは立派な会場で大勢のメディアが見守るなか行われる知略・戦略ゲームであり時間も長い、というメッセージが込められているのかもしれませんが、コメント欄は賛否両論。若干険悪なムードです(笑)。

  • でも荒々しいスポーツを好む人々もいる
  • これは人気のない意見のようだね
  • 不適切な投稿としてフラグ立てようと思った
  • このチェスゲームには少なくとも1人のロボット・プレイヤーを含めるべきだ #powermetergeneration #noheart

全体的には近年のグランツールが少し退屈になった、というコメントが目立ちましたが、個人的に次の2つの意見が特に気になりました。

ランス・アームストロングとその仲間たちはツールの戦略を掌握し、チーム・スカイがそれを完璧なものにした。今ではフォーミュラ・ワンのレースを見ているような感じだ

クラシックレースはグランツールよりずっといい、だってチーム・スカイがグランツールのエンターテイメント価値を殺してしまったからね。

アンディ・シュレックとアルベルト・コンタドールがツールで走っていた頃はもっとずっとエンターテイメント性が高かったし、観ていて椅子から落ちそうになったものだった。

今ではチーム・スカイがテンポの速度で1日中走っているのを観ているうちに寝落ちしてしまう

時代は短いものを好むようになってきてはいます。昨年はピーター・サガンも「レースは最後の30分見ればいい」といった主旨の発言をして波紋を呼んだのが記憶に新しいところです。

果たして今年のジロ・デ・イタリア、そしてツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャに興奮と感動はあるのか… 結局見てしまうんですけどね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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