Ridley Kanzo Fast 正式発表 ワイヤレス内装変速ハブ搭載の「1x22」スピード・エアログラベルバイク

ベルギーのRidley(リドレー)が新モデル”Kanzo Fast”(カンゾ・ファスト)を発表しました。だいぶ以前から開発中であることが公開されていたエアロ・グラベルバイクがようやく正式なお披露目です。

Kanzo Fast Shimano GRX Di2 1x11s with Classified shifting technology

Kanzo Fast Shimano GRX Di2 1x11s with Classified shifting technology © ridley-bikes.com

参考 Kanzo Fast Shimano GRX Di2 1x11s with Classified shifting technology

「1×22」を含む4つのモデル

Kanzo Fast完成車にはコンポーネント違いの4つのモデルが用意されています。SRAM Rival 1とShimano GRXが基本ですが、先日下の記事で紹介した「1×22」とでも呼べそうな「Classified製2スピード・ワイヤレス内装変速ハブ」を搭載したモデルも選べるようになっています。

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各モデルの定価は以下。日本円表示は本記事執筆時点でのレートです。

  • Kanzo Fast SRAM Rival 1 HD €3,199.00(¥403,191)
  • Kanzo Fast Shimano GRX Di2 1x11s €4,999.00(¥629,975)
  • Kanzo Fast Shimano GRX Di2 1x11s with Classified shifting technology €5,999.00(¥755,995)
  • Kanzo Fast Shimano GRX800 1x11s €3,999.00(¥503,836)

最も安いのがSRAM Rival 1組みで最も高価なのが予想通り、Classfied Power Shiftハブを搭載したモデルです。価格は約75.6万円と非常に高価ですが、海外で噂されていた100万円近くという価格にはならなかったのは朗報ですね(朗報と言っても私は買えないので関係ありませんw)。

カラーは記事冒頭画像のグリーン基調のものと下のシルバー基調のもの2パターン。Classifiedモデルのリアホイールは同社オリジナルの45mmハイトのもの。ストックのタイヤはWTB Venture TCS 700x40c。ギア構成はRotorの48TチェーンリングとClassified製11-34Tカセット。他の詳細スペックは販売サイトをご覧下さい。

Kanzo Fast Shimano GRX Di2 1x11s with Classified shifting technology

Kanzo Fast Shimano GRX Di2 1x11s with Classified shifting technology © ridley-bikes.com

シクロクロスで活躍するプロサイクリスト、Laurens SweeckによるとKanzo Fastはホイールベースが短く、反応性の良い非常に速いフレームでありシクロクロスで使ってもいいくらいだ、とのことです(下のインスタグラム投稿参照)。

Classifedハブモデルのデリバリーは来年2月

Kanzo FastはRidley公式サイトから辿れる販売サイトでは既に注文可能となっていますが、Classifiedワイヤレス内装変速ハブ搭載モデルの出荷は来年の2月。他の3モデルについては今年の10月からとなっています。

最注目はやはりClassified変速のモデルですね。GRX Di2から送信した信号を左ドロップバーに仕込んだClassifiedのトランスミッターがスマート・スルーアクスルにリレーし2スピード変速。外側は11スピードカセットでの変速。是非乗ってみたいモデルです。

ちなみにClassifiedという会社ですが、トム・ボーネンが出資しておりアドバイザーも務めているのだそうです。設計・製造のほか、材料もなるべくベネルクス三国から調達しているとのことで地域に根ざしたスタートアップという感じがします。

考えてみればシクロクロスが盛んでやクラシックレースの開催も多いベルギー周辺はグラベルバイクの開発に向いた環境なのかもしれないですね。

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