Strava(ストラバ)の無料版から新たに人気機能のひとつが削減されたことが話題になっています。
参考 Let’s get our weekly miles back – Reddit
5月に一部機能を有料化したばかり
Stravaは去る5月、リーダーボードの全表示やルート作成等の人気機能がサブスクライバー向けの有料オプションへと移行されたことが大きい話題になりました。詳細は下の2つの記事で紹介してあります。
しかし8月になってからさらにユーザーインターフェースのアップデートがあり、新たに「週間アクティビティ(積算距離)」の詳細表示が有料オプションの対象になってしまったようです。
「フィード」の「あなた」タブのトップには一応今でも今週の走行やラン、スイム等の積算距離とグラフが表示されるのですが、「プロフィール」のトップにあるバイク・ラン・スイムのアイコンの下には
登録して毎週および年間の目標を設定し、進捗状況を追跡しましょう。
という表示があるのみで、これまでのように過去週の記録をスクロールして閲覧することはできません。
また「あなた」タブ下の積算距離とグラフの箇所をクリックすると先の「プロフィール」に飛ばされます。
目標設定機能は有料オプションのひとつ。海外掲示板ではユーザーに登録を迫るこの変更について不満の声が多く見られます。上で紹介したスレッドの主は次のように書いています。
プロフィールから週間マイルを閲覧したり、スクロールして過去分を見る機能を取り去るのがバカげていることは、みんな同意してくれると思う。Stravaにこの変更が愚かであることを知らせるために、悪いレビューをみんなで書くことはできないか。元に戻してくれたら低評価を取り下げると伝えよう
週間アクティビティのスクロール表示が消えたのはiOSとAndroidアプリとブラウザ版すべてで、当初はバグではないかと言われていました。しかしStravaサポートに問い合わせたユーザーによると、その機能は「ダッシュボード > 目標」セクションに移動した、という回答が返ってきたそうです。
筆者もアプリをアップデートして確認したところ、確かにiOSアプリでもブラウザ版でもこの変更を確認できました(※アプリが旧バージョンの方はこれまで通りにデータが見られるようです)。
筆者は最近外でのライドがほとんどないので気付きませんでしたが、この変更は自分のアクティビティ・トレーニングの進捗だけでなく仲間の活動状況などもチェックが難しくなるので、かなり評判が悪いです。
筆者は有料会員ではないので確認できないのですが、サブスクライバーの方にとってもデータが見にくくなっているらしく、これは元通りにしてほしいという意見が多いです。Stravaは財政的に厳しいという話をよく聞くので、やむをえない経営判断なのでしょうか。