今朝「Stravaから重要なお知らせ」というメールが届いていました。読んでみると、Stravaは今後サブスクリプションモデルへと本格的に移行していく、という内容でした。
無料で使える主要な機能の多くが今後は有料となります。
参考 新しいStravaとは? – Strava.com
参考 Strava Cuts Off Leaderboard for Free Users, Reduces 3rd Party Apps for All, and More - DCRainmaker
無料会員が今後使えなくなる機能
無料会員が今後使えなくなる主な機能をまとめてみました。
- 無料ユーザーは今後完全なリーダーボードを見られなくなる:見られるのはTop 10のタイム(全体+Top 10女性)だけで、友達やクラブ、体重・年齢グループなどは見られなくなる
- Stravaはサードパーティアプリからリーダーボードを削除する:44,000あるサードパーティアプリでSegments機能に関係しているものを使っているなら、それが使えなくなる可能性が高い。Strava Live Segmentsに対応したGarminやWahoo、Hammerheadのようなデバイスだけが有料会員にリーダーボードを表示できる
- 無料会員はルートビルダーを使えなくなる:ルート作成したい場合は、別のプラットフォームを使う必要がある
- 無料会員はライドマッチ・ランニングマッチ機能を使えなくなる
- 無料会員はセグメントエフォートの比較、フィルタリング、分析機能を使えなくなる
- 無料会員はAndroidとウェブのトレーニングログを使えなくなる
- 無料会員は月毎のアクティビティの傾向チェックと比較を使えなくなる
海外の反応
今回のStravaの決定を受けて、海外掲示板Redditには次のような声が挙げられています。
Stravaの今後を危ぶむ声
Stravaからのお知らせメールにも書かれているように、収益性が非常に悪くビジネスとして継続して行けないのであれば各種機能の有料化はごく自然な流れであるとは思うのですが、海外の利用者の声を見ているとかなり批判的な意見、同社の今後を危ぶむ声が多く見られます。
特にリーダーボードの閲覧制限により「みんな参加している」ことの価値が薄まってしまうこと、ルート作成機能が有料化されることへの不満が多く見られ、昨年のBluetooth非対応化とあわせ、Stravaの経営層には能力がない、という厳しい指摘が多いです。
ルート作成についてはRide with GPSやKomootといった他社のサービスに流れる動きが加速しそうです。皆さんが愛用されているルート作成プラットフォーム、是非教えて下さい。