ミニネタです。チタン・アルミ・スチール・カーボン、それぞれの素材のバイクで200km走った後の気持ち、という感じのミームを海外掲示板で見かけました。ものすごく古い有名なテンプレートを使ったミームですが、ちょっと面白かったのでご紹介します。
出典 After 200km
スレ主さんにとってはチタンがいちばん身体に堪える素材、次にキツいのがアルミ、スチールとカーボンは比較的身体に優しい素材である、という印象のように見えますね。
寄せられたコメントからいくつか抜粋します。
- いや全然違うよ(3いいね)
- 恐縮ですがチタンについては同意できません。アルミでものすごい距離を乗ってきましたが、いまチタンに乗っていて… 距離を伸ばすと話は別ですよ(101いいね)
- スチールの人はホットな女性になったな(22いいね)
- 楽しんで笑うための投稿なのはわかっているけれど、僕は自転車の友みんなに知ってほしい。いいアルミは安いカーボンよりもライドクオリティで勝ることがあります。「カーボンはいつだって良い」という罠には嵌まらないでください。試乗して、気持ち良かったバイクを選びましょう。あとどんなバイクでも良いタイヤ(しなやかでワイドなもの)を履かせて適切な(低い)空気圧にすればより気持ち良くなります。ライドオン!(77いいね)
- (上の人に)私のSalsa Journeyerはスチールバイクのような乗り味で、持っているカーボンバイクの1台よりも身体に優しいと書こうとしていたところでした(12いいね)
- (スレ主さんは)チタンバイクに乗らなくちゃ。僕はMerlin TiとCrux Carbon両方持ってます。Tiのほうが凹凸をよりうまくいなします。カーボンのほうは、より硬くてより速いです(26いいね)
- スチールとカーボンのところを入れ替えればちゃんとしたポスターになるよ(6いいね)
チタンは長距離を乗ると確実に疲労が少ないことがわかるという説、チタンとスチールはそれほど違わないという説も見られます。しかし注目すべき意見としては、良いアルミバイクはカーボンバイクに勝ることがある・カーボンも硬いものは本当に硬いからパワーロスが少なくて超速いけど疲れるものもある、というところでしょうか。
しなやかなアルミ、ガチガチのカーボン、確かに私も両方所有していたことがあります。アルミバイクとしてはCannondale Caad 10などは本当に疲労の少ない良いバイクだったなという記憶があります。また、剛性感は溶接の仕方やフレームジオメトリによっても大きく変わってくると言われているので、一概には言えませんね。
あとは低圧のワイドチューブレスタイヤを履かせればフレーム自体の振動吸収性能・剛性感の違いはだいぶ小さくなってくるから、好きなのに乗るといい、という意見もあり、確かにそうかなとも思いました(年代の古いバイクになるとクリアランスの問題から太いタイヤを履かせられないこともありますけれども)。
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