超軽量リアラックで人気の英国ブランド・Tailfinですが、新作のCargo Cageが注目されています。ウォータータンクのような重量物を積載できるのは勿論、底部のパーツが着脱式になっているため寝袋やテントポールなどを巻きつけておくこともできます。
公式 Cargo Cage – Tailfin Cycling
素材は7075-T6アルミで削り出し加工。溶接部がなく、プラスチック部品もないため、とにかく頑丈なところが売りです。
サイズはスモールとラージの2つ。横幅はどちらも72mmで、スモールは縦が157.2mm(後述のLoad Chip装着時の縦の内幅は148mm)。ラージは縦221.2mm(Load Chip装着時212mm)。ケージの厚み(高さ)はどちらも17mm(Load Chip非装着時)のロープロファイル仕様なので、荷物を運ばない時でもあまり邪魔にならない設計になっています。
このCargo Cageの大きい特徴のひとつが下の「Load Chip」(積載用チップ)。このチップは着脱できるので、縦長のシュラフやテント用品を運びたい時は便利。そしてこのチップ、よく見ると… ビールの栓を開けられそうな形状ですw
Cargo Cageの重量はスモールが57g、ラージが79g(いずれもLoad Chip含まず)。Load Chipの単体重量は11gとなっています。カラーは写真のTailfin Blackのみ。
Tailfinにはこの記事で紹介したように超軽量かつスピード着脱が特徴的なリアラックシリーズがありますが、その中の「S THREE」(ラックトップバッグのみ対応、かつ素材がフルアロイのモデル)と「AeroPack Alloy S」(ラックトップバッグと一体型・パニアバッグ使用不可・フルアロイ)にはこのCargo Cageを装着できるアイレットがあります。
さらにアイレットがあればフォークやダウンチューブのボトルケージ穴等、好みの位置に取り付け可能です。
価格はスモールが¥5,635、ラージが¥6,500。Tailfin公式サイトにて日本からも購入が可能で、送料は5〜9日で到着のスタンダード便で¥1,735。送料、あまり高くないのでありがたいですね。スモールとラージの両方をカートに入れても送料はこの値段でした(※価格はいずれも本記事執筆時)。支払いはVisa, Master, Amex, PayPalが選択可。
ちなみに上の画像に見えているボレーのストラップは当然付属しないので、別途仕入れておきましょう。
Tailfinのリアラックとバッグに関する記事はこちら: