Amazon ウェア系10%OFFクーポン登場中【月曜夜まで】
フレーム・完成車

Thomsonがチタン製グラベルフレームキット”PIEDMONT”を販売開始 ベース価格は$3,295

高品質なアルミ切削のフィニッシング・キットで知られるThomsonがチタン製グラベルフレームキットの販売を開始しています。モデル名は「PIEDMONT(ピエモン)」です。現在のところ製品写真はなく、同社のショッピングページでも見られるのは下のドローイングのみとなっています。

THE PIEDMONT GRAVEL BUILD KIT

THE PIEDMONT GRAVEL BUILD KIT © Thomson

公式 The Piedmont Gravel Build Kit – Bike Thomson

Thomsonは2019年のNAHBSでチタングラベルフレームのプロトタイプを出品しています。Cyclocross Magazineの下の記事で当時の写真が多く紹介されているので、Pietmontの実物はここから想像するのが良いでしょう。

NAHBS 2019: Thomson Expands Its Horizons with Titanium Gravel Prototype
Thomson showed off a prototype titanium gravel bike built up with Thomson parts at the 2019 NAHBS show. We take a first look at the forthcoming bike.

上の記事では、Thomsonが2014年にLynskyとコラボレーションしたことが触れられています。また今回発売されたPIEDMONTも「台湾でのハンドメイド製造」とされているので、製造委託先はLynskyフレームを手掛けている工場なのかもしれません。

スペック的には3al 2.5v航空機グレードのチタンを使用。ヘッドチューブ角度は70°で、タイヤクリアランスは44mm。ヘッドチューブは1 1/8〜1.5のテーパードでヘッドパーツはインターナル。142×12mmスルーアクスルでシートポストは27.2mm。フレームはブラシフィニッシュでロゴはサンドブラスト、ヘッドチューブにはカスタムバッジが付きます。

THE PIEDMONT GRAVEL BUILD KIT

THE PIEDMONT GRAVEL BUILD KIT © Thomson

ベース価格は$3,295で、この場合ハンドルやシートポスト等のフィニッシングキットがアルミ製になります。パーツによってはカーボン製やチタン製を選択することができて、それらはアップチャージとなります。シートポストはドロッパーのCovert Blackも選択可。

製品の発送は2月から…というか、既に在庫があるものについてはほぼ即納状態のようです。しかし同社のオンラインサイトで選べる発送先はアメリカ・カナダ・メキシコ・プエルトリコのみ。日本からは今のところ残念ながら注文できません。

$3,295は本日のレートで約35万円。Thomsonのベーシックなアロイステムやハンドル、シートポスト、シートカラーやヘッドセットスペーサーが付属することを考えても極端に高いという感じはしませんが、コストパフォーマンスの高いチタンフレームで人気のリンスキーと悩む方は多そうです。

以下はCBN Blogでの主なThomson関連記事です。こちらも是非お読みいただければ幸いです!

THOMSONパーツの立派な袋、世界中のサイクリストを悩ませる
その圧倒的な剛性と精度で世界中のMTBerを魅了するTHOMSON(トムソン)のパーツ。私もこれまで何度かシートポストやステムやクランプを買ってきました。
THOMSONからチタン・シートポストが登場。製造は台湾
THOMSONがチタン製のシートポストを先の1月に発表していました。既に発売されていて、現在のところ直径27.2mm、長さは350mmと410mmの2つのみ、セットバックなし。インスタのコメント欄を読んでいると、将来的にはより太いサイズやセ...
著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

マスターをフォローする
CBN Blog
タイトルとURLをコピーしました