CanyonのAeroad CF SLXとCFRのハンドルバー問題について(詳細は下の記事2本で紹介しています)、Canyonが一部ソーシャルメディアで声明を出したようです。海外掲示板Redditで紹介されています。
恐らくFacebook投稿と思われるのですが、本記事時点で元ソースを発見できていないので、Redditに掲載されているメッセージ画像の英語を日本語に翻訳してみました。
出典 Canyon’s update to the seatpost and handlebar debacle. Absolutely embarassing. – Reddit
ハンドルバーは強化バージョンと交換
お約束しましたように、Aeroadの問題について進捗状況をご報告いたします。ソーシャルメディアでのこのメッセージに加え、既にAeroadをお持ちの皆様は勿論、バイクをご注文中のお客様にはメールでもお知らせいたします。
ご存知のように、Alpecin-Fenixサイクリングチームのプロ選手、マチュー・ファンデルプールが3月初旬のレースで、Canyon Aeroad CFRのハンドルバーの一部を壊しました。(しかし)これは我々によるISO4210-5に準拠した業界標準の集中的なテスト手順では再現しませんでした。
お客様の安全を保証するため、私達はコクピットのドロップバーを強化されたバージョンと交換致します。
そのため、7月から入手可能になる、市場のすべてのCFRとCF SLXには新しいドロップバーを装備致します。その時まではお持ちのAeroadは使用しないようお客様にはお伝えしてあります。
Aeroad CRFとCF SLXに乗ることができないダウンタイムの埋め合わせとして、また、お客様からの忠誠と辛抱強さへの感謝のしるしとして、私達はクレジットを付与する予定です。
クレジットの支払は修理と紐付けられ、ドロップバーの交換が完了し、お客様が私達から返送されたAeroadを受け取られた後に支払われます。私達は近日中に正確な修理の手順と支払い手続きについてご連絡する予定です。
シートポスト問題について
シートポストの状況についてもご心配されているかもしれません。シートポストの改善は、私達が考えていたよりも長い時間がかかりそうです。私達は現在、お客様と私達自身が100%満足できるようなソリューションを秋に提供できると見込んでいます。それより早い時期をご提案できず、申し訳なく思います。また、ご注文中のAeroadを今年の秋より前に発送することは恐らくできないことも申し訳なく思います。
私達はお客様によるご理解を求めるとともに、バイクの乗れない時間や待機時間についてお詫びするとともに、バイクを使えなくなっている方には埋め合わせをする予定です。
私達にとって、現在Aeroadに乗って勝利を挙げ続けている私達のプロチーム選手のように、すべてのお客様がAeroadに一刻も早く乗れるようになることが重要です。ここで(※=レースで)採用されているハンドルバーのソリューションは安全なものであり、UCIレギュレーションにも準拠していますが、残念ながら市販車向きのものではありません。私達のプロチームもまた新しいドロップバーを受け取る予定であり、(コクピットは)将来的にお客様と同じ構成になる予定です。
以上ですが、Canyonによるテストではハンドルバーの破損は再現しなかったようですね。しかしながら万一のことを考えてハンドルバーがより強化された新しいものに交換されるそうです。
クレジットの内容がどのようなものになるのかは不明ですが、該当のAeroadをCanyonに返送しなければならないとしたら結構な手間になりそうです。キャニオンジャパンのサービスセンターや認定ショップで対応してもらえるとありがたいですね。