Adidasが3Dプリントのサングラス新製品を8月下旬に限定販売します。「3D CMPTサングラス」という名称で、重量はわずか20gに仕上がっているそうです。サイクリング専用ではなく、プロアスリート・カジュアルアスリート向けの製品です。
These new 3D-printed shades feature a one-piece, non-folding flexible nylon enhanced frame and a shield-type spherical mirrored polycarbonate lens. https://t.co/wGxrXyA3iK
— CyclingTips (@cyclingtips) July 29, 2021
海外各メディアの情報を総合するとイタリアのMarcolin Groupとの共同開発で、格子状のフレキシブルなナイロンフレームが特徴。最新世代の3Dプリンターでワンピース成形されるとのことですが、プリントの過程は非公開。
フレームは特殊コーティングでラバーコート的な感触を持ち、ノーズパッドとアームエンドにはノンスリップ加工が施されているそうです。レンズはUVカットの全天候向けAdidas Base 7 ポリカーボネート。ブラウン系のレンズで、前面はシルバーミラー加工。
しかし誰でもすぐに買えるわけではなく、初期の生産数は150ユニットのみ。AdidasのCreator Club会員のみ8月23日から注文が可能になります。その後また数量限定で一般販売されるとのことです。
フレームカラーはマットブラックのみ。米国価格は415ドル(本日のレートで45,457円)。見たところ折りたたみはできないデザインですが、本当に20gであればほとんど着用感はないのではと思えるくらい軽量ですね。
3Dプリントの製品が増えてきましたが、もしサイズや形状のカスタマイズができないのであればもう少し安価な製品が出てくれると嬉しいですね。