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フレーム・完成車

Cannondale Synapse (2022) を巡る海外での賛否両論:スポーツバイクへのエレクトロニクス統合はこれからの基準となるか

キャノンデールが1月18日に正式発表したエンデュランス系モデル「Synapse」の2022年モデル。下の記事で紹介しましたが、ライト・レーダー・バッテリーの統合システム「SmartSense」を搭載したことが大きい話題ですが「キャノンデールは新しいシナプスで何をやろうとしたんだよ?」という海外掲示板のスレッドで見られる賛否両論の意見をご紹介します。

Cannondale SmartSense:GarminとLEZYNEとのコラボによるレーダー・ライト・バッテリーの統合システム【Synapse新モデルに搭載】
キャノンデールがコンフォート系ロードバイク「Synapse」の2022年モデルを発表しました。新Synapseは「SmartSense」という新しいシステムを搭載。レーダーやライトをインテリジェントにコントロールし、電源も1箇所から供給する...

出典 WTF was Cannondale thinking with the new Synapse??? – Reddit

10年後にこういう議論は無意味なものになっている?

  • レフティ・フォークを生み出したのと同じ会社か。これはガッカリだ
  • (上の人に)僕は自転車会社にはイノベーションを求めたい。たとえ毎回100%完璧なものでなくともね
  • 何を言っているんだ? 僕にはすごく良いものに見えるよ…
  • 多くの人々にとってこれはかなり理にかなったバイクだ。特にスレッド式のボトムブラケットと余裕のあるタイヤクリアランス、妙なシートクランプもないし非対象フレームでもない。アクセサリーについてはもっとうまくやれたかもしれないが、多くの人のライドスタイルにとっては正解だと思う。私自身も、セクシーなバイクをついつい選んでしまうことがなければ、これが自分には合っていると思う
  • かなり合理的なバイクだ。大部分の人はレースをしないし、多くの人が毎回ライトを使う。統合しない理由がないだろう?
  • このライトシステムだとバッグを付けにくいから、私にとっては利便性が損なわれる。その上で言うと、エントリーのティアグラモデルを買って自分好みに仕上げようかと考えているところだ
  • 私はこのバイク好きだな。キャノンデールは昔の「非エアロ」スタイルをやめてから大ファンではなくなったけど、これはかなりイケてるし、自分が「エンデュランスバイク」のカテゴリーに属していたら購入を検討すると思う
  • すごくいいよ、好きだ。僕はVariaレーダーが大のお気に入りで、これがバイクに統合されているのはクールだ。1つだけ気になるのは、ライトやレーダーが5〜10年後に更新できるかどうかということだ
  • 自転車産業が成熟して、エンスージアストの市場を超えて行き、人々が自転車に搭載される電子部品に慣れていきそれに期待もするようになると、こういうバイクが基準になってくるだろう。クルマやオートバイも以前は必ずライトやエレクトロニクスを搭載してはいなかったけれど、今ではそれがないものは売っていない。10年後、ここでの議論は「そんな意見もあったね」という感じに見えているだろう
  • キャノンデールは謎の理由で、前後ライトやレーダー、突き出たバッテリーを統合するのが良いアイデアだと考えたようだ。これは選択肢には入らない、自転車にそれらが組み込まれているのはとても醜い。サドルバッグはどこに付けるんだい? 4時間以上持つライトが必要な時や、昼間に大きいライトが要らない時はどうする? どのアクセサリーを使うか、メーカーに決めて欲しくない。これはディールブレイカー(=買わない決断をするに至る要素)だよ
  • 彼らは何か新しいことをやろうとしているんだ。正直、エンデュランスのカテゴリーは競争が激化しているし、グラベルバイクからの競合モデルも含めるとSynapseには際立ったところがなくなっていた。Trek DomaneやSpecialized Roubaixと比べてみても、突出したセールスポイントがない。テスラの自動車のように自転車でもデジタル・エクスペリエンスを統合するという考えは良いものだと思う。このSynapseで完全にそれをうまくやれているとは思わないが、よく売れると思うし、2023年モデルはエレクトロニクスとの統合がさらに進むだろう

電動アシストのE-BIKEは勿論のこと、Shimano Di2システムをはじめとするエレクトロニクスが自転車に導入されることについては昔から賛否が大きく分かれるところです。Synapse 2022年モデルについては、ライトが現状ではLEZYNEに限定されることやハンドルバーバッグ・サドルバッグ等が付けられないことについての不満が目立ちます。

しかし興味深いのは、もはや賛否両論を超えて「これからの(非レース系の)スポーツバイクではエレクトロニクスの統合が当たり前になる」という意見が散見されるところ。個々人の好みは別として、ある意味このSynapseは時代の転換点ともなりうるモデルではないか、とも思いましたが、皆さんはどう思われたでしょうか。

新しいSynapseはSmartSense以外の部分ではBSA BBや対称フレームを始めとする標準的な規格に回帰しているので、「レディメイドな利便性」という大きいコンセプトの下に開発されているのかもしれないですね(一方でカスタムな利便性が犠牲になっているとしても)。ここも注目ポイントでしょうか。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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