Ridleyのグラベルロード「Kanzo Fast」に専用マッドガードが登場しています。地元ベルギーメーカーとの共同開発で、車体によくマッチしており普段フェンダーを使わない私でもこれはカッコいいと見入ってしまいました。下の写真を見ても統合感がすごい。
RidleyのInstagram投稿には「フェンダーがクールでない時代はだいぶ前に終わっています。マッドガードはウェットな環境でのライドをずっと楽しくしてくれます!」とあります。さすがに上のような水溜りでは使いたくなりますね。
公式 Kanzo Fast mudguard set | Ridley
Kanzo Fast専用のカスタムフェンダー
このマッドガードはベルギーのCurana社と共同開発されたもの。フロントは「オフロードライドに十分なクリアランスを維持しつつ、可能な限り長いものにした」そうです。リアはエアロシートチューブの形状にぴったりマッチ。滑らかなシェイプで、主張しすぎないオールブラックフィニッシュ。
Ridley Kanzo Fastの最大タイヤクリアランスは42mmですが、このカスタムフェンダーの使用時は38mmまでのタイヤが装着できるそうです。レーシングモデルなので38mmが使えれば不満が出るユーザーはあまりいないでしょう。
▼ シートチューブ湾曲部との繋がり方が絶妙
前後各3本のボルトで簡単に組み付けられます。重量や素材は不明。メーカー直販価格は65ユーロですが、購入できる国は限られているようです。日本ではRidley販売代理店に問い合わせてみるのが良いでしょう。現地価格は日本円で8600円相当なので、専用品としては超高価でもないのも良いですね。
ところで上の写真のライダーが履いているのはシマノの人気グラベルシューズ・RX8 (SH-RX800)のように見えます。これまたよく似合っています。
Curana製品の評判
ところでCurana社フェンダーについてはCBNにレビューが複数あります。いずれも2011〜2015年にかけて使用されていた方の投稿なのですが、読み返してみると強度不足という声が多いです。
果たしてその後、品質は改良されているのでしょうか…