マッドガード製品レビュー

Dahon K3で純正フェンダー(14-16インチ用)を試す:取り付け簡単・見栄え良し。ラックとの共存はできる?

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14インチ小径車のDahon K3(関連記事一覧)でフェンダーを使いはじめたので、使用感をシェアいたします。同社からはK3で使える純正のフルフェンダー(公式ページ)も出ているのですが、この記事でご紹介するのは14-16インチのDahonバイクで共用できるハーフタイプの製品です。

▼ DOKOOLというDahonのアクセサリーブランドのロゴがあるタイプです

まずは取り付けの模様から。フォーク側の取り付けは特に迷うことなく、簡単でした。付属のボルト(長いほう)を使い、フェンダーとフォーク裏の間には同梱の黒いスペーサーを入れました(車種によって使用は任意らしい)。タイヤとのクリアランスが狭くなりすぎる時は、このスペーサーを入れて調整します。

ナットの空転を止める簡易な作業用レンチも付属していたので、レンチを持っていない方でもすぐに取り付けできます。付属のワッシャーはネジやナットの真下に。

いま上の写真を見ていて気付いたのですが…ナットとボルトを普通とは前後逆に付けていたことに気付きました(これで不都合は出ていないのですが、失礼しました。作業中にワインでも飲んでいたのか)。

リアフェンダーは黒いスペーサーを使わずにインストールしました。懸案だったのが、愛用中のGIZA PRODUCTS CAR096 リアキャリアー(紹介記事)と共存できるかどうかという点。結果、本当にギリでしたがどちらの機能にも影響が出ずに使える組み合わせであることが判明しました。

フェンダーのお尻部分はラックに接触するのですが、特に問題はありません。一方DAHON リアラック 14インチ(紹介記事)の場合、このフェンダーとの共存は難しそうです(フルフェンダータイプならラックとのクリアランスは問題ないかも)。

リアフェンダーの前側は、下の写真で見えているようにVブレーキのバナナと接触します。しかしブレーキの動作にはギリで影響が出ません。DAHON純正リアラックとこのフェンダーを一緒に使いたい場合、フェンダーの尻尾を下げるために金具を曲げて調整する必要が出ると思うのですが、するとこのバナナに圧がかかってしまい、ブレーキングに影響が出そうです。

リアフェンダーのナット側の写真です。こちら側は露出するので、MASSLOAD CL-KA56 ダブルレッグ・センタースタンド(レビュー記事)を取り付けている箇所やチェーンステイがそれなりに砂・泥汚れします。ちなみに使用タイヤはシュワルベ・ビッグアップル(関連記事一覧)

ウェア類は水しぶきからちゃんと守ってくれるので、個人的にはこれで満足です。ただしチェーンやリアのVブレーキアームは普通に濡れるので、ドライブトレインまわりのクリーニングの手間も減らしたい場合はフルフェンダーを使ったほうが良いでしょう。この製品の良いところは固定に必要なボルトが1本で良く、比較的軽量というところです。

色味的にはマットとグロスの両方がいい感じに配置された凝ったデザインで、丁寧な仕上げだなぁと感心しました。洗練されたポップな雰囲気ですね。すごく写真映えします。

これで雪解け道でも砂や泥をあまり気にせず、より積極的にK3でポタリングを楽しめるようになりました。通勤や通学でK3を使われている方にもおすすめできます。ただ、一年中ずっとフェンダーを付けていても構わないという方であれば、記事先頭で触れた純正フルフェンダーにしたほうが良いかもしれません(ボルトは1本ではなく3本で留めることになりますが、車体もより汚れにくくなるでしょう。値段はプラス2000円ほど。しかしシュワルベ・ビッグアップルで使えるかどうかは不明です)。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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