タイヤ・チューブ

TPUチューブのパンク修理ではPark Tool GP-2Cが人気?

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お手頃価格の超軽量TPUチューブ「Ridenow TPU」に関する海外掲示板のスレッドで、パンク修理の話題が出ていたので紹介します。Park Tool GP-2Cはうまくいく・使いやすい、という複数の意見が見られます。

Park Tool GP-2C

出典 33g Inner Tube – Ridenow TPU

  • (Ridenowチューブ自体について)ベルギーのひどいコンディションの道で3週間(〜900km)使っていますが、とても満足しています。スペア用のコンパクトなチューブとしても理想的です。これまで使ってきたポリマーチューブとしては、Tubolitoはバルブから空気漏れがあり、パンク後のスペアチューブとして使うとすぐにパンクしました。Wolfpack TPUは、数日使った後にチューブが円を「閉じる」ために溶着されている箇所で空気漏れしたことがありました
  • RidenowはFacebookページで、3月からのバッチはバルブ回りからのエア漏れを解決したと言っていました(これはメーカーにかかわらず全てのTPUチューブでよくある症状です)。(※筆者注:この方の投稿は2022年4月のものです。そのため現在流通中のものは心配が少ないのかも)
  • Ridenowのパンク修理にPark Tool GP-2Cを使ってきましたが、うまくいっています。空気の減り方はパッチを当てていないチューブと同じです。SchwalbeがAerothanチューブにPark Tool GP-2Cの使用を推薦していたので、Ridenowで使ってみようと思ったのです(※筆者注:SchwalbeがGP-2Cの使用を推薦しているというソースは見つけられず。この方が直接Schwalbeに聞いたことなのかもしれません)
  • 参考情報です。このチューブに複数の穴をわざと開けてテストしてみたところ、Park Toolの自己接着パッチは素晴らしくうまくいきました。LezyneとLifelineのパッチも試したところ、まあ良し(=ok)でしたが、Park Toolは明らかにより良かったです
  • SchwalbeのパッチはAerothanチューブではちゃんと仕事をします、1年以上、〜5000マイル持ったチューブがありました。他のTPUチューブでも使えるだろうか?
  • 私もSchwalbeのパッチを使ったことがありますが、Park Toolのものほど伸縮性がありません。(TPU)チューブはタイヤに合わせて伸びますし、伸びたままになります。Park Toolならこの場合大丈夫。ただ既に伸びているチューブであればSchwalbeも大丈夫です(後でより大きいタイヤにそのチューブは使わないようにしたほうがいいです)
  • Park Tool GP-2(私のお気に入り)でパッチしてみましたが、1時間くらいしたら空気が漏れてきました

最後の方のコメントにあるように、Park Tool GP-2なら必ず修復できるわけでもない点は注意。またRidenowの純正パッチでも普通に修理できるという体験談もありました。Park Tool GP-2は他社製パッチに比べて「伸びがいい」ので気に入っている方が多いようです。修理成功率は高い印象を受けます。ブチルチューブ用に持っている方は多いと思うので、応用できそうですね。

RidenowのチューブについてはCBN本館に先月レビュー投稿があり、やはり付属のパッチでも問題なく修理できるようです。

パンクしている箇所の特定はブチルやラテックスよりも難しいらしく、水に入れてみないとわからない、という意見は出典元の海外掲示板でも見られました。ものすごくコンパクトなので、携帯するスペアとして欲しくなってしまいますね(バルブ付近のエア漏れだけ心配ではありますが)。

※ TPUチューブでは接着面にヤスリをかける必要はないので気をつけましょう。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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