ブロンプトンの何がいいかって?
折りたたみが簡単なところ? たたんだらめっちゃコンパクトになるところ?
丈夫なところ? 折りたたみのわりに意外なほどよく走るところ?
どれも正解です。
でも「ブロンプトンは音が良い」という評価は、一度も聞いたことがありません。
個人的にはブロンプトンのリアハブ、というか、スターメーアーチャー(Sturmey-Archer)社製のリアハブなのですが、その音が大好きで、これがブロンプトンに乗りたいと思う理由のひとつでさえあったりします。これ、とっても気持ちがいいんですよね!
戦車?みたいな音
チャリチャリチャリチャリ…という、なんというか戦車みたいな音です。重くて堅牢なものを、まさにチャリチャリチャリチャリ…と前に進ませているような感覚なのであります。戦車を運転したことはないのですが、キャタピラのある乗り物を運転するとこんな感じなのかな、と思ったりします。
さすがにこれはブロンプトンに乗ったことがない方には言葉では伝わらないと思うので、動画にしてみました。これはS6Lという、外装2段、内装3段変速のモデルの音です(変速的にはM6Lも同じです)。スターメーアーチャーの内装変速も、外装変速もいちばん重い状態にしてあります。
どうですか、この「チャリチャリ」感! めっちゃ気持ち良くないですか…
ブロンプトン所有者の方には言わずもがな、なのですが、この「チャリチャリ…」という音もまた、私がピストバイクやグラベルバイクではなく、あえて「今日はブロンプトンで行こうか」と考えて出かける理由だったりすることがあるのです。
まじめな話をすると内装変速ハブの駆動損失が大きくて非効率的だ、みたいに言われるかもしれないのですが、そうした指摘を上回る気持ち良さがあるのです。ちょっと中毒的な音です。
重いギアを低ケイデンスで踏む時に大音量で鳴るこの「チャリチャリチャリチャリ…」という音。これがたまらないんだよなぁ、という方、私以外にもいるのではないでしょうか(シングルスピードのS1系だとこの音はしないと思いますが)。
ブロンプトンというと実利主義の塊、役に立ってなんぼの自転車、というイメージがあり、実際にそういうところも確かにあるのですが、私にとっては「官能的だから乗る」というところも、とっても多い自転車です。
ロードバイクで言えばカンパニョーロの駆動系と同じような官能性があるのです。そんなことあまり言われないけれども。
そのあたりは、数ある他のミニベロとブロンプトンとを分かつ大きい要素のような気もします。
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