オランダのCloseTheGapというアクササリーパーツメーカーが出しているSaveMyBarは、ドロップバーのエンドプラグです。しかし一般的なバープラグとは違い、ハンドルの外側にハメこむのが特徴です。
公式 SaveMyBar (black) – CloseTheGap – Reinventing bike parts
公式 SaveMyBar (yellow Team Jumbo-Visma) – CloseTheGap – Reinventing bike parts
ユンボ・ヴィスマと共同開発
このバープラグはTeam Jumbo-Vismaからのリクエストで開発したもので、クラッシュ時などにハンドル末端部へのダメージを軽減することが目的。重量はペアで8〜9g。ツール・ド・フランス2022の覇者、ヨナス・ヴィンゲゴーも勿論今大会で使っていました。エンド内側に入れるタイプのプラグと違い、プラグ自体が落車時に地面や障害物にヒットしてくれるわけですね。
バーエンドにカポッとハメた後は薄い絶縁テープなどで留め、その上からバーテープを巻く仕組み。下の動画ではユンボ・ヴィスマのメカニックが取付作業を実演しています。外付けと言っても、これならライド中に落ちてしまう心配も皆無です。
作業も全く難しくないですね。アルミのハンドルで使っても便利そうな製品に見えます。鉄系ハンドルにプラグを叩き込むのは結構面倒なこともあり、プレッシャーアンカーで固定するタイプは、作業はラクラクですがやや重くなります。この製品なら軽量で簡単ですね。
日本からも購入可能
カラーはブラックとユンボ・ヴィスマ・イエローの2色。調べてみたところ日本からも購入可能で、本体は€9,95、送料は無料のようでした。支払いはVisa, Mastercard, Amexが使えます。国際発送は概ね10日程度で届くようです。
…と、ここまで書いた後に判明したのですがCloseTheGapは日本にも代理店があり、国内では¥1,540(税込)で販売されているようです。しかし通販情報はヒットしないので流通量は多くないのかもしれません。
ハイエンドロードバイクのカーボンハンドルやインテグレーテッド・コクピットが破損した場合、それだけで交換費用は5万円以上はしますよね。これを使えば若干安心できるのではないでしょうか。