タイヤ・チューブ

IRC, GIANT, SchwalbeのシーラントはNoTubesのOEM製品

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最近Stan’s NoTubesはやっぱり優れた製品だな、みたいな記事を書きました。CBNにもレビューを投稿しました。

私がFINISH LINEのシーラントをやめてStan’s NoTubes に戻した理由
FINISH LINEのチューブレスタイヤシーラントは昨年夏、鳴り物入りで登場した新製品です。一般的なシーラントで使用されるラテックスを含まず、主成分のポリエチレン・グリコールにデュポン社のケブラー繊維を配合。液体状態を長く保ちつつ、高いシ...

するとn1njaさんがフォーラムでこんな耳寄り情報を提供してくださいました。

IRC、giantの2ozシーラントはボトルも中身もStan’sのこれと同一なんですよね。
違うのはラベルとキャップの色だけ。
まさに業界標準。
チューブレスの老舗と輪界の巨人が自社製品として採用している点でも、信頼性の高さが表れていると思います。

●IRC
500mlのパッケージの右下に”produced by Stan’s”の表記あり

●giant
https://www.giant-bicycles.com/global/manuals
compornents →tires → Tubeless-Tire Sealant instruction
「Stan’s社製かOEMのシーラントを使いなさい」の記述あり

これは面白いですね。早速Giantのチューブレス・シーラントのマニュアルを見てみると、確かに下のように明確にNoTubes製造のものを使うべしと書いてあります。

IRC, GIANT, SchwalbeのシーラントはNoTubesのOEM製品

さらにimpactdiscさんによるとシュワルベのシーラントもNoTubesのOEM製品なのだそうです。このDOC BLUEという製品がそれ。

SCHWALBE(シュワルベ) DOC BLUE PROFESSIONAL シーラント 500ml [並行輸入品]
SCHWALBE(シュワルベ)
売り上げランキング: 60,830

Bikeradarによると「フォーミュラが完全に同じかどうかはわからないが、NoTubesのシーラントと同じような性能を発揮する」そうです。違いはシュワルベ製品は色がブルーで、60mlのディスペンサーとバルブコア外しが付属する点。

NoTubes Tire Sealant /16 fl oz(ST0061)
NoTubes
売り上げランキング: 9,083

両方とも確かに容器はそっくりですね。シュワルベはコーポレートカラーのブルーに着色してもらっているのでしょう。NoTubesよりもシュワルベのほうが割高ですが、付属の60mlディスペンサーが便利なので持っていない方には便利なセットかもしれません。

IRCのシーラントの外観はどうだろう。amazonで探してみるとありました。ホントだ、容器はまったく同じに見えますね。

価格比較。本記事執筆時点でのamazonの価格を見ます。

  • IRCタイヤシーラント(500ml) ¥1,555 + ¥800 配送料 (計¥2,355)
  • NoTubes Tire Sealant /16 fl oz(500ml) ¥2,300
  • SCHWALBE DOC BLUE PROFESSIONAL シーラント 500ml ¥2,980

IRCシーラントの出品者はamazonではなく、合計金額をNoTubesに合わせてきているような感じですね。事実上最安はNoTubesと言って良さそうです。

n1njaさん、impactdiscさん、情報ありがとうございます!

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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