今年6月に発表されたキャノンデールのグラベルロード・Topstone Carbonをサイクルモード2019で間近で見てきました。完成車はSRAM Force eTap AXS, Shimano 105(2パターン), Shimano Ultegra RX(2パターン)が用意されていて、いずれも展示されていましたがこの記事では”Ultegra RX2″というバージョンの写真をたくさんご紹介します。
まずこれが側面から。これは、後述することと関係あるのですが、サイズSです。Topstone Carbonは全5サイズ展開でXS, S, M, L, XLが用意されています。これ、Agave(アガベ)という色なんですが、この写真ばかり撮っていたということは、私はきっとこの色を買うんだろうと思います(待てw)。
ヘッドチューブまわり。クリアランスは最大700C x 40または650b x 48。ロードプラスも勿論対応です。
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ダウンチューブのBBまわり。こりゃすごいねー。普通のロードバイクでないので当然ですが、ドロップハンドルの自転車とは思えないですね。モーターサイクルな雰囲気です。
トップストーン・カーボンの面白いところは「ダート高速駆け抜け系」なグラインデューロ的な雰囲気がありながら、アドベンチャー・バイクパッキング的な方向にも対応できるところです。ダウンチューブ下にボトルケージを装着可能(トップチューブにもいわゆあるBento Boxマウントあり)。
これはUltegra RX 2というモデルなのですが、この構成で税別¥315,000。税込みだと¥346,500。スペックを考えたら安いんじゃないかと思います。サーベロのÁSPERO ULTEGRA RX DISCだと国内価格は税込み¥561,600なので、22万円も安い。これは売れるだろうな、と思います。
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最大の売りは最大3cmストロークのKingpinというリアサスペンションですが、シートステイの形状はフレームサイズによってかなり違うようですね。写真左下はサイズSで、右下はサイズMでした。サイズによる剛性感の違いの最適化でしょう。
公式動画がいい雰囲気でおもしろい仕上がりになっているので、一緒に見ましょう。
We rode up the hill to go down the hill.
It’s not that complicated. It’s not that hard.丘を下るために、丘を登りました。
そんなに複雑なことではありません。そんなに大変ではありません。
という女性の声ではじめるこのPV、楽しいですね。面倒臭いこと考えんなよ〜! という感じです。
しかしこのウェアでこういう走り方をすると、転んだ時のダメージ大きそう。でもとにかく楽しそうだ。
アメリカはハイウェイからちょっと脇道に入るだけでこういう道がいくらでもあるのでグラベルが栄えて当然ですね。あんな場所で一度乗ってみたい…