Oakleyが新作サングラスKato(ケイトー)を発表しました(公式サイトでは「カト」となっています)。かなり斬新なデザインです。
Kato、というと「加藤さん」の加藤と何か関係があるのかと思ってしまいますが、実際に関係があるようです。というのもこのサングラス、ブルース・リーがアメリカのTVドラマ「グリーン・ホーネット」で演じていた日本人「カトー」のマスクに着想を得ているからです。
公式 オークリー Kato サングラス |Oakley® – JP
マスクのようなフィット感を追求
特徴としてはやはりノーズの部分。ノーズ下にはパッドが入りますが、この湾曲形状がこれまで見たことのないような新しさです。大きいコンセプトしては「マスクのような着用感」を目指しているとのことです。レンズの角度もアームに対して3段階の調節が可能となっています。見たところエアロ効果も高そうです。
さてブルース・リー演じる「グリーン・ホーネットのカトー」のマスクと見比べてみましょう。ノーズ形状は勿論のこと、横に大きく張り出したデザインもよく似ていますね。これをかければ気分はスーパーヒーロー。
カヴェンディッシュのフィードバックも
このKatoの開発には様々なジャンルのスポーツ選手が加わったようですが、プロサイクリストとしてはマーク・カヴェンディッシュからの数年にわたるフィードバックが多く取り入れられています。彼によるとレンズ形状は湾曲していても視野の歪みはないとのことです。
Katoは既に発売が開始されていて、ラインナップはPrizm Road, Prizm Sapphire, Prizm Blackの3種類。定価は43,010円(税込み)とだいぶ高めですが、レンズ加工にコストがかかっているのかもしれないですね。…と思ったのですが、米国定価は291ドル。国内定価が若干高いのかもしれません。
最近主流のサングラスは同じオークリーのSutro等、縦に長いものですが、やや細身で横方向に張り出しているこのKato、新しいトレンドを生み出しそうな気がします。