CATEYEがライト新製品「AMPP」シリーズを海外で発表しました。発表されたのはAMPP1100, AMPP800, AMPP500という3つのモデル。本記事執筆時点では日本サイトにはまだ情報がありません。
公式 CATEYE AMPP1100 (HL-EL1100RC)
公式 CATEYE AMPP800 (HL-EL088RC)
公式 CATEYE AMPP500 (HL-EL085RC)
AMPP1100 (HL-EL1100RC)
AMPP1100はOpticubeレンズテクノロジーのツインLEDを使用。広く均衡な配光が特徴とされています。
以下主要スペック。
- ハイパワー充電式ヘッドライト(1100lm)
- OptiCubeレンズテクノロジー採用のパワフルなワイドビーム
- 側面からの優れた視認性
- 大容量リチウムイオンバッテリー
- 高速充電回路内蔵(約3時間でフル充電)
- 3レベルのバッテリーインジケーター(ブルーで50%以上、イエローで30-50%、レッドで30%以下)
- USB充電式(マイクロUSBケーブル同梱)
- モードメモリー機能
- 5つのライトモード(High, Middle, Low, デイタイム・ハイパーコンスタント、点滅)
- ダブルクリックまたはパワーボタンでハイモードに切り替え可
- フレックスタイトブラケット
- ヘルメット及びセンターフォークブラケット(オプション)
ランタイム情報です。
- High 1100 ルーメン: 1.5時間
- Middle 800 ルーメン: 2時間
- Low 400 ルーメン: 4.5時間
- デイタイム・ハイパーコンスタント 1100/400 ルーメン: 6.5時間
- 点滅 200 ルーメン: 50時間
AMPP800 (HL-EL088RC)
AMPP800は800ルーメンのモデル。それ以外の仕様は上のAMPP1100に準じたものとなっています。
以下ランタイム情報。
- High 800 ルーメン: 1.5時間
- Middle 400 ルーメン: 2時間
- Low 200 ルーメン: 4時間
- デイタイム・ハイパーコンスタント 800/200 ルーメン: 4時間
- 点滅 200 ルーメン: 30時間
AMPP500 (HL-EL085RC)
AMPP800は500ルーメンのモデル。こちらはバッテリーインジケーターが3レベルではなく、残バッテリー量が20%以下になるとシンプルに赤LEDが点灯するようです。またライトモードは4つとなっています(High, Low, デイタイム・ハイパーコンスタント、点滅)。
以下ランタイム情報。
- High 500 ルーメン: 1.5時間
- Low 250 ルーメン: 3時間
- デイタイム・ハイパーコンスタント 500/250 ルーメン: 5時間
- 点滅 250 ルーメン: 50時間
ブラケットからのライトの取り外しが簡単になるリリースボタンを搭載、とも書かれています。
AMPP800については筐体が丈夫なアロイ製、とありますが、画像を見る限り3製品とも同じ素材のように見えます。
VOLT800とAMPP800の比較
GVOLT70のように配光にこだわった製品らしく、本体側面に切れ込みがありサイドからの配光が期待できそうです。下の画像はCATEYE北米サイトでVOLT800/AMPP800のハイモードを比較したもの。
見た感じ、AMPP800はVOLT800の明るさを維持したまま少し柔らかい配光になっている印象を受けます。また確かに側面の照射範囲が広くなっている感じです。
次にランタイムを比較してみます。下表にまとめてみました。
AMPP800 | VOLT800 | |
---|---|---|
High | 1.5時間 | 2時間 |
Middle | 2時間 | 3.5時間 |
Low | 4時間 | 8時間 |
ハイパーコンスタント | 4時間 | 7.5時間 |
点滅 | 30時間 | 100時間 |
充電時間 | 3-7時間 | 5〜9時間 |
電池 | Li-ion 3.7V-2500mAh | Li-ion 3.6V 3400mAh |
重量 | 136g | 140g |
AMPP800はバッテリー容量が小さいぶん充電時間は短くなっていますが、ランタイムはVOLT800に負けているのがやや気になるところ。
AMPPシリーズはオンロードのみならずオフロードでの使用も意識したものらしいですが、果たしてどんな使用感なのか、日本での発表が待たれるところですね。
以下、CATEYEの人気ライトについての紹介記事です。是非あわせてお読みください。