いや〜、下の記事で「穴あきクランクにマグネットでセットするGIANTのツールキット」である「Clutch Crank Core Storage」を紹介したばかりなのですが、GIANTがまたまた新たな収納ワザを繰り出してきました。
Clutch Fork Core Storage
今度はなんとサスペンションフォークコラムの下側の穴です。ここにCO2カートリッジを収納します!! これもやはり「Clutch Crank Core Storage」同様、マグネットが活用されるみたいです。場所が場所だけにフロントの着地時に衝撃で落ちてこないか心配になりますが、当然そんなことがないからこそ商品化されたのでしょう。
こういう仕組みになっているようです(写真下)。CO2カートリッジのほか、インフレーターヘッドも収納されています。カートリッジは16gまたは25gに対応。また対応フォークはRockShoxとFoxとDVOのみ。重量は25gカートリッジ込みで118g。
上のインスタ投稿では”…uses a magnetic cap to fit a CO2 cartridge and inflator right into your fork’s steerer tube”(管にフィットさせるにはマグネティック・キャップを使う)と書かれているのですが、GIANTの公式製品ページには”Rubber mallet installation”(ラバーマレットを装着)とあります。
カーボンコラムはダメとも書かれていないので、恐らくフォーク穴にはラバーで受け側を圧入してそこに本体をネジこみ、CO2カートリッジの保持にマグネットが使われる感じかなと推測します。
なお米国定価はカートリッジ別で$40。今日のレートで日本円だと4,420円。これもまだ日本での取り扱いはないようです。
しかしこのシステム、フォークコラムの上から入れるツールである「OneUp EDC TOOL SYSTEM」や「Specialized SWAT Conceal Carry MTB tool」とはきっと相互排他で、場所の取り合いになりますw(下の記事で紹介してあります)
ただGIANTのこの「Clutch Fork Core Storage」はインストールにあたってツール不要というのが売りですね。MTBでRockShoxかFoxのフォークを使っている方は大部分でしょうから人気も出そうです。
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なお余談ですが、シーラントを入れたチューブレスタイヤでCO2カートリッジを使う場合、いくつか注意しないといけないことがあります。それらについて下の記事でまとめてあるので、ご興味のある方は是非お読み下さい。